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J-GLOBAL ID：201902230889465068   整理番号：19A2932764

PEEK/鋼の摩擦熱効果に及ぼす放熱板の影響(OpenFOAM解析モデルの構築による数値計算と実験)

Effects of heat sink on frictional heat effect in PEEK/Steel Pair

著者 (4件)： 古川琢磨 (八戸工高専) ,  小笠原直人 (八戸工高専) ,  森大祐 (八戸工高専) ,  赤垣友治 (八戸工高専)
資料名： 日本機械学会論文集(Web)  (Bulletin of the JSME (Web))
巻： 85  号： 879  ページ： ROMBUNNO.19-00287(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0182B  ISSN： 2187-9761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： PEEK材料はその高い機械的耐久性から発電システムの滑り軸受等に用いられている.摩耗条件下のPEEK材料中では摩擦熱によるリング試験片の高温化が材料の摩擦係数の急激な上昇をもたらす.そのため,持続的な低摩擦係数をPEEK材料で達成するためには,効果的なPEEK材料の冷却手法の開発が求められる.本研究ではPEEK材料と摩耗するリング試験片に放熱板を設置した新たな試験片の冷却機構を提案する.本手法はリングの回転エネルギーを冷却エネルギーとして使用するため,パッシブな冷却手法である.提案した冷却手法を評価するために,本研究では汎用解析オープン粗オースソフトウェアであるOpenFOAMを用いた数値解析モデルを構築した.構築したモデルは摩擦熱,熱抵抗,熱伝達を考慮した実用モデルである.比較のためPEEK材料と摩擦摩耗するリング試験片の温度と摩擦係数の時間変化を実験的に測定した.リング試験温度の実験結果と構築したモデルの解析結果との比較から構築したOpenFOAM解析モデルの有効性が示された.(著者抄録)

シソーラス用語： *ポリエーテルエーテルケトン ,  *鋼 ,  *摩擦熱 ,  *ヒートシンク ,  *金属板 ,  解析モデル ,  数値計算 ,  実験 ,  *機構 ,  ガラス転移点
準シソーラス用語： *PEEK ,  ガラス転移温度 ,  OpenFOAM解析モデル ,  *伝熱機構 ,  *放熱板

分類 (2件)： 固体の機械的性質一般  (BL01021C) ,  伝熱一般・基礎  (PA02010O)

タイトルに関連する用語 (10件)： PEEK ,  鋼 ,  摩擦 ,  熱効果 ,  放熱板 ,  OpenFOAM ,  解析モデル ,  構築 ,  数値計算 ,  実験