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J-GLOBAL ID:201902230928510835   整理番号:19A1814072

人工ウイルス様ナノ粒子アンタゴニストへのヘパリン結合【JST・京大機械翻訳】

Heparin Binding to an Engineered Virus-like Nanoparticle Antagonist
著者 (11件):
資料名:
巻: 18  号: 12  ページ: 4113-4120  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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医療介入中に投与されたヘパリンの抗凝固活性は,典型的にプロタミンで滴定することにより,正常な凝固を回復するために逆転しなければならない。プロタミンと関連する急性毒性を考えて,ヘパリンを結合するモチーフを表示するために,バクテリオファージQβウイルス様粒子(VLPs)をエンジニアリングすることにより,より安全なヘパリン拮抗剤を生成することを試みた。野生型(T18R)から単一アミノ酸変化を有する粒子がヘパリン拮抗の有望な候補として同定された。分子モデリングにより生成された表面電位マップは,T18R変異が粒子表面上の隣接する正電荷に相乗的に付加し,カプシド上で180倍に複製される大きな溶媒アクセス可能なカチオン領域をもたらすことを明らかにした。ヘパリン-セファロースカラムを用いたクロマトグラフィーはヘパリンとT18R粒子間の強い相互作用を確認した。フルオレセイン標識ヘパリン(HEPFl)を用いた結合研究は,非標識ヘパリンの添加により摂動される蛍光強度の濃度依存性変化をもたらした。蛍光データの分析により,HEPFl:VLPに対して約1nMの解離定数と1:1の結合化学量論を得た。動的光散乱(DLS)実験により,T18Rがヘパリンとの不連続複合体を形成することを示唆した。ヘパリンのモル比が同等で,in vitro凝固アッセイはヘパリンの完全拮抗として1:1結合化学量論を確認した。生物層干渉測定と後方散乱干渉測定は,T18Rとヘパリンとの強い相互作用を確証し,K_d~1~10nMをもたらした。これらの生物物理学的測定は,一般的にT18RとVLPsを,有効な非毒性ヘパリン拮抗薬としての潜在的臨床使用のためにさらに検証した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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