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J-GLOBAL ID：201902231308609714   整理番号：19A0179773

イオン液体媒体中の芳香族硫黄化合物の酸化脱硫剤としての超酸化物イオン【JST・京大機械翻訳】

Superoxide Ion as Oxidative Desulfurizing Agent for Aromatic Sulfur Compounds in Ionic Liquid Media

著者 (9件)： Hayyan Maan (University of Malaya Centre for Ionic Liquids (UMCiL), University of Malaya) ,  Hayyan Maan (Institute of Halal Research University of Malaya (IHRUM), Academy of Islamic Studies, University of Malaya) ,  Alakrach Abdulkader M. (University of Malaya Centre for Ionic Liquids (UMCiL), University of Malaya) ,  Hayyan Adeeb (University of Malaya Centre for Ionic Liquids (UMCiL), University of Malaya) ,  Hayyan Adeeb (Institute of Halal Research University of Malaya (IHRUM), Academy of Islamic Studies, University of Malaya) ,  Hashim Mohd Ali (University of Malaya Centre for Ionic Liquids (UMCiL), University of Malaya) ,  Hashim Mohd Ali (Department of Chemical Engineering, University of Malaya) ,  Hizaddin Hanee F. (University of Malaya Centre for Ionic Liquids (UMCiL), University of Malaya) ,  Hizaddin Hanee F. (Department of Chemical Engineering, University of Malaya)
資料名： ACS Sustainable Chemistry & Engineering  (ACS Sustainable Chemistry & Engineering)
巻： 5  号： 2  ページ： 1854-1863  発行年： 2017年 
JST資料番号： W5047A  ISSN： 2168-0485  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イオン液体(ILs)中のスーパーオキシド(O_2-)の生成は有害物質を破壊するために使用されてきた。本研究では,反応媒体としての2つのILs中のベンゾチオフェン(BT)とジベンゾチオフェン(DBT)の酸化脱硫にO_2-を用いた。O_2-は,1-ブチル-1-メチルピロリジニウムビス-(トリフルオロメチルスルホニル)-イミド[BMPyrr]-[TFSI]とn-メトキシエチル-n-メチルモルホリニウムビス-(トリフルオロメチルスルホニル)-イミド[MOEMMor]-[TFSI]において,カリウムスーパーオキシドを溶解することによって放出された。[MOEMMor]-[TFSI]および[BMPyrr]-[TFSI]におけるBTに対する最高変換率はそれぞれ99.4および96.6%であり,[MOEMMM]-[TFSI]および[BMPyrr]-[TFSI]におけるDBTの最大転化率はそれぞれ98.3および94.3%であった。温度が上昇すると,O_2-とBTおよびDBTとの反応は著しく強化された。BTはDBTよりもDBTにおいてO2-の求核特性と硫黄原子のより高い電子密度によりDBTより容易に変換された。さらに,ILは酸化脱硫反応に明確な効果を有し,O_2-は[BMPyrr]-[TFSI]よりも[MOEMMM]-[TFSI]において高い転化率を示した。これは研究に用いたILにおけるO2-の安定性の結果であった。さらに,「反応溶媒に対するコンダクト様スクリーニングモデル」(COSMO-RS)を用いて得られたσポテンシャルは,[MOEMMor]+が優れた水素結合ドナーであり,[BMPyrr]+よりも水素結合アクセプタに対して強い親和性を有することを示した。反応機構を報告し,毒性副産物は検出されなかった。本研究は,O_2-がILを非有害化合物に変換するために使用された最初の研究であり,この技術は他の有害物質に使用できる。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 有害物質 ,  水素結合 ,  転化率 ,  カリウム ,  *イオン液体 ,  アクセプタ ,  反応機構 ,  ドナー ,  *超酸化物 ,  毒性 ,  *媒質 ,  *硫黄化合物 ,  イミド ,  硫黄複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *酸化脱硫 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 酸化脱硫 ,  活性酸素種 ,  反応工学 ,  グリーン溶媒 ,  有害物質 ,  ジベンゾチオフェン ,  COSMO-RS ,  深共晶溶媒

分類 (1件)： 精製プロセス  (YF02050E)

物質索引 (1件)： ジベンゾチオフェン

タイトルに関連する用語 (6件)： イオン ,  液体媒体 ,  芳香族 ,  硫黄化合物 ,  酸化脱硫 ,  酸化物イオン