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J-GLOBAL ID：201902231438989176   整理番号：19A0158262

昨日今日そして明日のケイ素化学 遷移金属-ケイ素/ゲルマニウム多重結合錯体の進展:二重結合錯体から三重結合錯体へ

著者 (1件)： 橋本久子 (東北大 大学院理学研究科)
資料名： ケイ素化学協会誌
号： 34  ページ： 11-18  発行年： 2017年10月27日 
JST資料番号： L3693A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・W≡Ge三重結合を有するゲルミリン錯体は,W=Geゲルミレン錯体とMesNCOとの反応から,五員環錯体を経由して得られる事を発見。
・ゲルミリン錯体生成の反応機構の解明。
・ゲルミリン錯体をゲルミレン錯体のN-ヘテロ環式カルベン(NHC)による脱水素反応により合成。
・W≡Si三重結合を有するシリリン錯体を,W=Siシリレン錯体とNHCとの反応で合成。
・三重結合錯体とアルコール,カルボニル化合物,およびカルボジイミドとの反応の研究。

シソーラス用語： 化学合成 ,  *タングステン錯体 ,  *ゲルマニウム錯体 ,  *三重結合 ,  二重結合 ,  イソシアン酸塩 ,  X線構造解析 ,  反応機構 ,  脱水素反応 ,  *ケイ素錯体 ,  反応性 ,  アルコール ,  アルデヒド ,  ケトン ,  X線結晶構造解析

分類 (1件)： 第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F)

物質索引 (3件)： (1,3-ジイソプロピル-4,5-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-2-イリデン)ラジカル ,  テトラメチル-4-イミダゾリン-2-イリデンラジカル ,  メシチルイソシアナート

引用文献 (20件)：

• Simons, R. S.; Power, P. P. J. Am. Chem. Soc. 1996, 118, 11966.
• Filippou, A. C.; Philippopoulos, A. I.; Portius, P.; Neumann, D. U. Angew. Chem. Int. Ed. 2000, 39, 2778.
• Filippou, A. C.; Portius, P.; Philippopoulos, A. I.; Rohde, H. Angew. Chem. Int. Ed. 2003, 42,445.
• Filippou, A. C.; Rohde, H.; Schnakenburg, G. Angew. Chem. Int. Ed. 2004, 43, 2243.
• Mork, B. V.; Tilley, T. D. Angew. Chem. Int. Ed 2003, 42, 357.

タイトルに関連する用語 (9件)： ケイ素化学 ,  遷移金属 ,  ケイ素 ,  ゲルマニウム ,  多重結合 ,  錯体 ,  進展 ,  二重結合 ,  三重