抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・地域の様々な主体と連携し,地域社会に貢献するなかで学ぶ取り組みを体系化したものがサービスラーニングであり,学習の目標と地域貢献活動の成果とがバランスを取って取り組まれる教育的活動であることを概説。
・サービスラーニングの実践例として,立命館大学の「信州安曇野プロジェクト」「中学生の学習支援活動」を紹介。
・サービスラーニングによる地域社会へのインパクトは,1)学生たちによる労働力の提供,2)地域住民自身による地域への理解の深化,3)地域関係者の新たな視点の獲得,であることを指摘。
・効果的なサービスラーニングの連携を支える重要な項目として,1)コミュニティパートナーのミッションとビジョンに注意を払うこと,2)業務の中での人間的側面を理解すること,3)コミュニティパートナーの資源に注意を払うこと,などを概説。
・今後は,学校も連携組織も「協働の地域問題解決者」として,地域社会にとってインパクトを与える取り組みにサービスラーニングを位置づけていくことが必要。