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J-GLOBAL ID：201902232156681512   整理番号：19A1804450

金属イオン-Chelator化学反応のナノポア単分子分析【JST・京大機械翻訳】

Nanopore Single-Molecule Analysis of Metal Ion-Chelator Chemical Reaction

著者 (3件)： Wang Linlin (Key Laboratory of Synthetic and Natural Functional Molecular Chemistry, College of Chemistry & Materials Science, Northwest University, P. R. China) ,  Yao Fujun (Key Laboratory of Synthetic and Natural Functional Molecular Chemistry, College of Chemistry & Materials Science, Northwest University, P. R. China) ,  Kang Xiao-feng (Key Laboratory of Synthetic and Natural Functional Molecular Chemistry, College of Chemistry & Materials Science, Northwest University, P. R. China)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 89  号： 15  ページ： 7958-7965  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属イオンは広範囲の生化学的及び生理学的プロセスにおいて重要な役割を果たすが,過剰な摂取又は誤調節の場合には毒性を引き起こす可能性がある。キレート剤は,金属イオン中毒と疾患の治療のための効率的な平均を提供する。金属イオンキレート剤相互作用に関する研究は,反応機構を理解し,新しい特異的金属キレート剤を開発するために重要である。しかし,分子レベルでの金属イオンキレート剤相互作用を検出することは重要な課題である。ここでは,錯体形成過程の単一分子研究を可能にする無標識ナノ細孔検出法を報告する。ナノ反応器におけるCu2+とカルボキシメチル-β-シクロデキストリン(CMβCD)間の化学反応はバルク溶液とは完全に異なることを示した。生成定数(K_f=4.70×10~4M-1)はバルク溶液(K_f=3.26M-1)中よりもナノ細孔中で14417倍増加した。Cu2+に対するより高い親和性を有する天然誘導体としての生体利用可能なCMβCDは,毒性金属の安全な薬物除去に使用できる。Cu2+の存在下および不在下でCMβCDアダプターを有するα-溶血素(α-HL)変異体(M113N)_7ナノ細孔を横切る異なるイオン電流シグネチャに基づいて,CMβCDへの可逆的分子結合事象をin situ記録し,単一分子熱力学および速度論情報を得ることができた。内部的に,Cu2+結合が通常のナノ細孔実験としてのブロッキングよりもむしろチャネル電流の増加をもたらすことを見出した。珍しい(オン/オフ)特性はナノ素子の作製に非常に有用である。さらに,独特のナノ細孔センサは,金属イオンを検出するための高感度なアプローチを提供することができる。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： キレート剤 ,  安全性 ,  錯体生成 ,  速度論 ,  親和性 ,  *金属イオン ,  相互作用 ,  センサ ,  イオン電流 ,  溶血素 ,  チャネル
準シソーラス用語： ナノデバイス ,  無標識 ,  *単一分子 ,  *ナノ細孔 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 質量分析  (CC03013N) ,  分光分析  (CC03012W) ,  分子間相互作用  (BH07020P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 金属イオン ,  化学反応 ,  ナノポア ,  単分子 ,  分析