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J-GLOBAL ID：201902232195805270   整理番号：19A1696530

河道横断形状の相違が破堤現象に与える影響

THE EFFECT OF CHANNEL CROSS-SECTION ON LEVEE BREACH PROCESSES

著者 (4件)： 島田友典 (寒地土木研究所 寒地河川チーム) ,  渡邊康玄 (北見工業大学 社会環境工学科) ,  横山洋 (寒地土木研究所 寒地河川チーム) ,  米元光明 (北海道開発局 帯広開発建設部 治水課)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 74  号： 4  ページ： I_1243-I_1248(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,堤防決壊が頻発する中,破堤被害軽減技術の構築は重要であるが,技術検討を行うには破堤現象の解明が不可欠である.現象解明を目的として千代田実験水路を用いた破堤実験を行うことで様々な知見を得ているが,それらは限られた河道条件下で求められたものである.そこで縮尺模型実験,および千代田実験をもとに開発された数値計算モデルを用いて,河道横断形状の相違が破堤現象に与える影響について検討を行った.単断面と複断面河道において氾濫流況や破堤拡幅形態などの現象が定性的には同じであること,高水敷幅が分岐流線幅より狭い場合には氾濫流量を増加させる危険性があることなどを示した.(著者抄録)

シソーラス用語： *河道 ,  破壊 ,  水路 ,  模型試験 ,  数値計算 ,  計算モデル ,  洪水 ,  横方向 ,  *河川堤防 ,  形態
準シソーラス用語： 横断形状 ,  実験水路 ,  *破堤 ,  氾濫 ,  模型実験

著者キーワード (5件)： levee breach process ,  low-water channel ,  high-water channel ,  numerical model ,  Nays2D breach

分類 (1件)： 河川調査・計画  (RC12020M)

引用文献 (17件)：

• 1) 社会資本整備審議会:水災害分野における気候変動適応策のあり方について(答申),国土交通省,2015.
• 2) 国土交通省北海道開発局:災害・防災情報,http://www.hkd.mlit.go.jp/topics/saigaikanren/saigai.html
• 3) 藤田光一,諏訪義雄:減災システム整備における河川堤防技術,土木学会河川技術論文集,第6巻,pp. 1-6,2006.
• 4) 十勝川千代田実験水路について,国土交通省北海道開発局帯広開発建設部,https://www.hkd.mlit.go.jp/ob/tisui/ctll1r0000002ul9.html
• 5) 河川堤防の越水破堤現象のうち破堤拡幅過程に関する実験報告書:国土交通省北海道開発局,土木研究所寒地土木研究所,2012.

タイトルに関連する用語 (4件)： 河道 ,  相違 ,  破堤 ,  現象