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J-GLOBAL ID:201902232249423455   整理番号:19A2443807

CENP-E阻害剤としてのベンゾ[d]ピロロ[2,1-b]チアゾール誘導体の同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of benzo[d]pyrrolo[2,1-b]thiazole derivatives as CENP-E inhibitors
著者 (6件):
資料名:
巻: 519  号:ページ: 505-511  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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キネシン中心会合蛋白質E(CENP-E)は,細胞周期の有糸分裂進行への関与により,抗癌剤の開発のための潜在的標的として出現した。いくつかのCENP-E阻害剤が報告されているが,CENP-E阻害剤の開発には,化学構造と阻害機構に関するより多くの知識が必要である。ここでは,新しいCENP-E阻害剤の同定について述べた。小分子化学ライブラリーのスクリーニングは,CENP-Eモータードメインの微小管刺激ATPアーゼに対する阻害活性を有する化合物として,1を含むベンゾ[d]ピロロ[2,1-b]チアゾール誘導体を同定した。検討した有糸分裂キネシンの中で,1はCENP-EのキネシンATPアーゼ活性を選択的に阻害した。定常状態ATPアーゼ分析において,1はATP競合挙動を示し,CENP-E阻害剤GSK923295とは異なった。化合物1は,非癌性WI-38細胞のそれよりも,腫瘍由来HeLaおよびHCT116細胞の増殖をより効率的に阻害した。細胞増殖の阻害はアポトーシス細胞死を誘導する1の能力に起因した。この化合物は抗ウイルス活性を示し,適切な染色体配列との干渉を介して有糸分裂における細胞周期停止を引き起こした。著者らは,CENP-Eを標的とするリード化合物として1とその誘導体を同定し,したがって,キネシンを標的とする抗癌剤の開発のための新しい機会を提供する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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細胞構成体の機能 
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