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J-GLOBAL ID:201902232522928455   整理番号:19A0179543

再生可能資源からの固有疎水性抗菌薄膜:抗生物膜尿カテーテルの開発における応用【JST・京大機械翻訳】

Intrinsic Hydrophobic Antibacterial Thin Film from Renewable Resources: Application in the Development of Anti-Biofilm Urinary Catheters
著者 (7件):
資料名:
巻:号:ページ: 436-449  発行年: 2017年 
JST資料番号: W5047A  ISSN: 2168-0485  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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機能材料を開発するための再生可能資源の使用は,持続可能性の課題を満たすために増加している。抗微生物薬耐性の進化の時代において,公共細菌の脅威,食品,生物医学,および産業応用のための再生可能資源からの効率的な抗菌性薄膜被覆の開発のための需要の実質的な増加がある。本研究では,カシュー果実から分離された不飽和疎水性尾部を持つフェノール化合物であるカルダノールと植物油,安価で再生しやすい重要なバイオベース構築ブロックを用いた。本研究では,二重結合のエポキシ化とそれに続くアクリル化により調製した不飽和疎水性ユニットとアクリル化エポキシ化亜麻仁油(AELO)を有するカルダノールベース金属錯体の合成について報告した。金属錯体とAELOに存在する二重結合は,開始剤を必要とせずに,大気条件下で集合薄膜を形成する傾向がある。集合薄膜は広範囲の応用を保持するナノテクノロジーの重要な側面の一つである。1H NMRおよびFT-IR分析は,配位子金属間の強い相互作用の存在を明らかにし,それは非浸出性金属ベース薄膜被覆を開発する方法を開いた。薄膜被覆の浸出挙動をUV-vis分光法を用いて種々の攻撃条件下で調べた。カルダノール系金属錯体とAELOから成る集合薄膜被覆材料の機械的性質を振動レオロジーを用いて記述した。形態学的およびSAXD分析により,薄膜における集合構造の形成が明らかになった。これらの材料の熱応答をTGAとDSC測定を用いて調べた。固有の疎水性特性を接触角測定によって同定した。合成した化合物と薄膜の抗菌性と生物膜阻害挙動を種々のヒト病原性細菌株に対して調べた。組み立てられた薄膜被覆カテーテル管は,完全に尿路病原性(UPEC)のバイオフィルム形成を阻害する。このように,開発した薄膜被覆材料は,金属の可能性,一般的な細菌の脅威のための非浸出性被覆材料,および食品と生物医学的応用のために使用される見込みがある。特に,この材料は抗菌特性を有する尿カテーテル管の開発に潜在的に使用できる。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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油脂の応用 
物質索引 (1件):
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