抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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実世界分散システムの実行環境は,CPU負荷,メモリ利用,ネットワークトラフィックなどに関して劇的に変化することができる。そこで,著者らの以前の研究において,Juiceと呼ばれるオブジェクト指向分散環境を開発した。Juiceにより開発されたアプリケーションは,実行環境の変化を適応させるために,実行時にそれ自身を再構成する能力を持っている。本研究では,Juiceにおける自己再構成可能オブジェクトの実行のためのベースレベル適応スケジューリングを提案した。適応スケジューラは,実行環境が変化したときに,ユーザの性能目標を満たすためにスケジューリングポリシーを動的に変えることができる。評価結果により,低CPU負荷環境において,FCFS(第一選択)ポリシーは,低スケジューリングオーバーヘッドを有するSJF(Shortest Job First)ポリシーおよびLJF(Longest Job First)ポリシーと同様の性能を有することを示した。しかし,CPU負荷が重くなると,SJFまたはLJFは,長いジョブの比率とJuiceの作業者スレッドの数に応じて,より良い応答時間を持つ。Copyright 2019 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】