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J-GLOBAL ID:201902232859867161   整理番号:19A0646541

変形性関節症疼痛と疾患の治療としてのCCL17遮断【JST・京大機械翻訳】

CCL17 blockade as a therapy for osteoarthritis pain and disease
著者 (7件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 62  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7412A  ISSN: 1478-6362  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)は,多くの炎症性疾患および変形性関節症(OA)の病因に関与している。炎症性関節炎の痛みと疾患の発症に重要な新しいGM-CSF→Jmjd3→インターフェロン調節因子4(IRF4)→ケモカイン(c-cモチーフ)リガンド17(CCL17)経路を以前に同定した。腫瘍壊死因子(TNF)もこの経路と関連する。ここでは,GM-CSF依存性コラゲナーゼ誘導OA(CiOA)モデルを用いてOA疼痛および疾患発生における経路の関与を検討した。CiOAは,C57BL/6野生型(WT),Irf4-/-,Ccl17E/E,CCR4-/-,TNF-/-およびGM-CSF-/-マウスで誘導された。さらに,CCL17,Jmjd3およびシクロオキシゲナーゼ2(COX-2)の治療標的化を評価した。痛みの発生(体重分布の評価)およびOA疾患(滑膜炎の組織学的スコア,軟骨破壊および骨棘サイズ)を評価した。好中球,マクロファージ,線維芽細胞および内皮細胞を含む滑膜関節細胞を分離し(細胞選別)および遺伝子発現を分析した(定量的PCR)。遺伝子欠損マウスにおける研究は,IRF4,CCL17およびCCL17受容体,CCR4は,CiOA疼痛および最適軟骨破壊および骨芽細胞サイズに必要であることを示した。CCL17とJmjd3の治療的中和は疼痛と疾患の両方を改善したが,COX-2阻害剤は疼痛を改善した。滑膜において,Ccl17 mRNAはGM-CSF依存性およびIRF4依存性にマクロファージのみで発現した。GM-CSF→Jmjd3→IRF4→CCL17経路は,CCL17によるCiOAの開発に重要であり,したがって,OA疼痛と疾患の両方の治療のための潜在的治療標的である。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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運動器系の基礎医学  ,  運動器系の疾患 
引用文献 (67件):
  • Bone Res.; Osteoarthritis: toward a comprehensive understanding of pathological mechanism; D Chen, J Shen, W Zhao, T Wang, L Han, JL Hamilton, HJ Im; 5; 2017; 16044; 10.1038/boneres.2016.44; citation_id=CR1
  • Ann Rheum Dis.; Synovial tissue inflammation in early and late osteoarthritis; MJ Benito, DJ Veale, O FitzGerald, WB van den Berg, B Bresnihan; 64; 2005; 1263-1267; 10.1136/ard.2004.025270; citation_id=CR2
  • Nat Rev Rheumatol.; Emerging regulators of the inflammatory process in osteoarthritis; R Liu-Bryan, R Terkeltaub; 11; 2015; 35-44; 10.1038/nrrheum.2014.162; citation_id=CR3
  • Curr Pharm Des.; Biological therapies in osteoarthritis; CY Wenham, M McDermott, PG Conaghan; 21; 2015; 2206-2215; 10.2174/1381612821666150310144940; citation_id=CR4
  • Arthritis Res Ther.; Synovitis in osteoarthritis: current understanding with therapeutic implications; A Mathiessen, PG Conaghan; 19; 2017; 18; 10.1186/s13075-017-1229-9; citation_id=CR5
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