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J-GLOBAL ID：201902233151125345   整理番号：19A1809515

n-ドデシル硫酸ナトリウムと臭化セチルトリメチルアンモニウムのミセルにおけるソルバトクロミックReichardtのベタイン染料の局在化と微小環境の特性:分子動力学シミュレーション研究【JST・京大機械翻訳】

Character of Localization and Microenvironment of Solvatochromic Reichardt’s Betaine Dye in Sodium n-Dodecyl Sulfate and Cetyltrimethylammonium Bromide Micelles: Molecular Dynamics Simulation Study

著者 (3件)： Farafonov Vladimir S. (Department of Physical Chemistry, V. N. Karazin Kharkiv National University, Ukraine) ,  Lebed Alexander V. (Department of Physical Chemistry, V. N. Karazin Kharkiv National University, Ukraine) ,  Mchedlov-Petrossyan Nikolay O. (Department of Physical Chemistry, V. N. Karazin Kharkiv National University, Ukraine)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 33  号： 33  ページ： 8342-8352  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 界面活性剤ミセル水溶液を反応媒体として用いることの問題は,ミセル偽相の極性を推定することにある。最も一般的なアプローチはソルバトクロミック染料の利用である。最後に,最強のものは双極性ピリジニウムN-フェノラート染料である。しかし,このようなアプローチの複雑さは,ミセル偽相に固定された指標の環境の不均一性にある。本研究の目的は,MDシミュレーションを用いてアニオン性(n-ドデシル硫酸ナトリウム,SDS)及びカチオン性(臭化セチルトリメチルアンモニウム,CTAB)界面活性剤のミセル擬相内の標準ソルバトクロミックピリジニウムN-フェノラート染料,4-(2,4,6-トリフェニレピリジニウム-1-イル)-2,6-ジフェニルフェノラート,いわゆるReichart染料の局在化及び配向の特性を明らかにすることである。染料の軌跡と水和は界面活性剤の性質に依存することが分かった。偽相内の染料の状態を定量的に記述する新しいアプローチを提案した。結果は,SDSミセルの場合,界面領域のより高い極性を示す実験データを確認した。この染料は界面酸-塩基プローブとしても使用されるので,対応する研究はプロトン化,すなわちカチオン形に対して同時に行われる。染料の中性及びプロトン化型はSDS及びCTABミセルの両方において異なる方法で局在化及び水和されることが分かった。これは,ミセルの電気的表面電位を推定するための酸塩基指示薬としてReichard染料を用いるときに考慮されるべきである。提示したアプローチは,ミセルおよびミセル様凝集体における他のソルバトクロミックおよび酸-塩基指標の軌跡に光を当てるために推奨される可能性がある。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 界面 ,  *ミセル ,  水和 ,  プロトン化 ,  界面活性剤 ,  水溶液 ,  極性 ,  *シミュレーション ,  カチオン ,  軌跡 ,  プローブ ,  *染料
準シソーラス用語： *ソルバ ,  *分子動力学シミュレーション ,  *局在化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： ミセル  (CB11020N)

タイトルに関連する用語 (9件)： ドデシル硫酸ナトリウム ,  臭化セチルトリメチルアンモニウム ,  ミセル ,  ベタイン ,  染料 ,  局在化 ,  微小環境 ,  分子動力学シミュレーション ,  研究