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J-GLOBAL ID：201902233262007094   整理番号：19A1830834

古い中性子星における暗黒物質加熱対回転化学加熱【JST・京大機械翻訳】

Dark matter heating vs. rotochemical heating in old neutron stars

著者 (4件)： Hamaguchi Koichi (Department of Physics, University of Tokyo, Tokyo 113-0033, Japan) ,  Hamaguchi Koichi (Kavli IPMU (WPI), UTIAS, The University of Tokyo, Kashiwa, Chiba 277-8583, Japan) ,  Nagata Natsumi (Department of Physics, University of Tokyo, Tokyo 113-0033, Japan) ,  Yanagi Keisuke (Department of Physics, University of Tokyo, Tokyo 113-0033, Japan)
資料名： Physics Letters. B  (Physics Letters. B)
巻： 795  ページ： 484-489  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0779A  ISSN： 0370-2693  CODEN： PYLBA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 通常の物質との相互作用を通して中性子星(NS)において,宇宙における暗黒物質(DM)粒子が蓄積する。NSコア内部の消滅は後期加熱を引き起こし,表面温度はNS年代t≧106~7年に対してTs≒(2~3)×103Kの一定値になることが知られている。しかし,この結論は,β平衡がそれらの寿命を通してNSs中に維持されるという仮定に基づいて引き出され,それは回転パルサーに対して無効であることが分かった。パルサー回転の減速はβ平衡からのNS物質を駆動し,化学ポテンシャルにおける結果としての不均衡は後期加熱を誘起する。この効果は,t≒106~7年に対してTs≒106KまでNSを加熱することができる。実際に,最近の観測は,表面温度が標準冷却シナリオの予測よりはるかに高く,回転化学加熱と一致するいくつかの古いNSを見出した。これらの観察に動機付けられて,このレターでは,ロトケミカル加熱の効果を含むNSにおけるDM加熱の重要性を再評価した。次に,DM加熱の特徴が古い通常のパルサーにおいてまだ検出されるが,古いミリ秒パルサーに対する回転化学加熱によって隠されることを示した。しかし,DM加熱に対する証拠を確認するためには,パルサーの初期周期を正確に評価するだけでなく,核子対形成ギャップに関する知識を改善する必要がある。いずれの場合においても,非常に冷たいNSの発見は,DM加熱に対するロバストな制約を与えることができ,したがって,DMモデルに対しても可能である。これを実証するために,例として,DMが電気的に弱い多重項の中性成分であるという事例を議論し,Ts≦103KのNSの観測がそのようなDM候補に厳しい制約を課すことを示した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *暗黒物質 ,  多重項 ,  表面温度 ,  ロバスト性 ,  化学ポテンシャル ,  *中性子星 ,  核子 ,  宇宙空間 ,  パルサー ,  相互作用 ,  中性 ,  ミリ秒パルサー ,  不均衡
準シソーラス用語： 再評価 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 恒星  (DB05000P) ,  核物質  (BG02050K)

タイトルに関連する用語 (3件)： 中性子星 ,  暗黒物質 ,  化学