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J-GLOBAL ID:201902233379077600   整理番号:19A1695835

「緑の雇用」事業による人材育成と「資源の利用期」下での課題

Meaning and Issues of Human Resource Development on “Green Employment” Project under “Resource Utilization Period”
著者 (1件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 4-13(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U1628A  ISSN: 2424-2454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「緑の雇用」事業を中心に,近年の林業労働者の人材育成の意義と限界について論じた。同事業によって就業前から新規就業・ベテラン層までの人材育成制度が整えられ,事業体内でも人材育成が意識されるようになったことは,林業の近代化にとって意義があった。一方で,人材育成の成果として期待される労働安全と賃金水準の向上については,課題が残される。「資源の利用期」には林業の「成長産業」化を実現するために,生産性の向上に資する人材育成が求められると予想される。しかし,生産性の高まりと並行して森林管理の水準が高まらねば生産力は破壊力に転化する。公的関与のもとでの人材育成は持続可能な森林管理を目標とすべきである。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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林業一般  ,  林産物一般 
引用文献 (39件):
  • (1) 林野庁編『平成28年度森林・林業白書』,2017年,10頁。
  • (2) 規制改革推進会議「規制改革推進に関する第2次答申」,2017年,14~17頁。
  • (3) 「人材」という用語は,1966年の管理・専門・技術職の職業紹介事業(「人材銀行」)で政策用語となり,1985年の労働者派遣法による人材派遣と1990年代の同法の相次ぐ規制緩和によってより広い範囲へ普及したようである。小川慎一「政府による高度ホワイトカラー職業紹介事業の創出」『横浜経営研究』Vol.38(1),2017年,23~47頁。したがってこの用語には労働力を他の「材」と同様に流動的に用いることが含意されており,「人材育成」は使用者側からみたときに必要な能力の向上ということになると考えるが,本稿ではその点には触れず,能力開発・労働者教育と類似の概念として用いることにする。
  • (4) 西田尚彦「林業労働対策の展開過程」柳幸広登,志賀和人編『構造不況下の林業労働問題』全国森林組合連合会,2005年,34頁。
  • (5) 興梠克久「林業労働問題の現局面と課題」志賀和人,藤掛一郎,興梠克久編『地域森林管理の主体形成と林業労働問題』日本林業調査会,2011年,54頁。
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タイトルに関連する用語 (5件):
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