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J-GLOBAL ID:201902233416097035   整理番号:19A1879319

N_2O_3ドナー非対称配位子のNi(II)錯体および多様な核性のNiII-MnII錯体の合成への利用:構造,磁気的性質および触媒オキシダーゼ活性【JST・京大機械翻訳】

Ni(II) Complex of N2O3 Donor Unsymmetrical Ligand and Its Use for the Synthesis of NiII-MnII Complexes of Diverse Nuclearity: Structures, Magnetic Properties, and Catalytic Oxidase Activities
著者 (3件):
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巻: 57  号: 14  ページ: 8338-8353  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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非対称的に縮合したN_2O_3ドナー配位子,H_2L(N-α-メチルサリチリデン-N′-3-メトキシサリチリデン-1,3-プロパンジアミン)の新しい単核Ni-(II)錯体[NiL](1)を合成した。異なるモル比でのMn-(ClO_4)_2 6H_2OとNaN_3との反応における錯体1は,3つの新しいヘテロ金属NiII-MnII錯体,[(NiL)_2Mn_2(N_3OH)_2](3)と[{(NiL)_2Mn}_2(μ_3OH)](CH_3OH),(ClO_4)_3(4)を生成した。単結晶構造解析は,錯体2に対して三核Ni2Mn2Mn2構造を示し,錯体3に対して二つの二核Ni2Mn2単位がμ_1,1-アジドとフェノキソ架橋により連結される四核Ni2Mn2Mn2構造を示した。錯体4は六核構造を有し,二つの三核Ni2Mn2Mn2単位がμ_1,3-アジドブリッジを介して連結していた。温度依存dcモル磁化率測定により,錯体3と4は反強磁性的に結合し,交換結合定数(J)は-4.97,-0.14,-0.55cm-1,3は-3.94cm-1,4は-3.94cm-1であることを明らかにした。全ての錯体2~4は生体模倣触媒オキシダーゼ活性を示した。カテコールアミン様活性に対して,ターンオーバ数(K_cat)は複合体2~4に対してそれぞれ768,1985及び2309h~(-1)であり,フェノキサジノンシンターゼ様活性に対して,ターンオーバー数は錯体2~4に対してそれぞれ3240,3360及び13248h~(-1)であった。触媒効率のこの違いは,錯体の構造の変化と触媒作用中の溶液中の活性Ni~II-Mn2種の生成に起因する。質量スペクトル分析は,可能性のある中間体形成を示唆し,サイクリックボルタンメトリー測定は触媒反応中のNi-(II)からNi-(I)への還元を示唆した。これら全てのヘテロ金属錯体の空気二酸素活性化に対する非常に高い触媒効率と4の最大活性は,Mn-(II)周辺の溶媒水分子との配位不飽和五配位構造または六配位構造に起因した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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コバルトとニッケルの錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  遷移金属錯体一般 

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