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J-GLOBAL ID：201902233477325423   整理番号：19A2838970

セルロース熱分解に及ぼすCaOの影響に関するREAXFF研究【JST・京大機械翻訳】

ReaxFF Study on the Effect of CaO on Cellulose Pyrolysis

著者 (4件)： Si Ting (School of Energy and Environment, Anhui University of Technology, Anhui, China) ,  Huang Kai (School of Energy and Environment, Anhui University of Technology, Anhui, China) ,  Lin Yuyu (School of Energy and Environment, Anhui University of Technology, Anhui, China) ,  Gu Mingyan (School of Energy and Environment, Anhui University of Technology, Anhui, China)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 33  号： 11  ページ： 11067-11077  発行年： 2019年 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CaOによるセルロース熱分解の機構を,分子動力学シミュレーション(ReaxFF MD)における反応力場を用いて研究した。シミュレーション過程で生成した生成物と結合の変化の分析を通して,異なる反応条件(温度,加熱速度,およびCa/C質量比)の下で,CaOの有無にかかわらず,セルロース熱分解特性を得た。20K/psの加熱速度でのCaOによるセルロース熱分解の詳細な反応経路を明らかにした。温度または加熱速度が増加すると,セルロース熱分解が促進される。CaOの添加はセルロース熱分解を著しく促進した。Ca/C質量比の増加とともに,より多くの酸素含有基がCaOによって固定された。CaOの添加後の系におけるC-O結合の全数は純粋なセルロース熱分解系におけるそれよりも低い。CaOを添加した後,COとH2O分子の数は減少した。セルロース熱分解の主要生成物の1つ,高酸素含有量のグリコールアルデヒド(C_2H_4O_2)も減少した。この機構も示した。ReaxFF-MDシミュレーションにおけるCaOによるセルロース熱分解の結果は,カンファー熱分解に関するオンライン熱分解-単一光子イオン化飛行時間質量分析研究の結果と一致した。本研究は,ReaxFF MDシミュレーションがアルカリ土類金属によるバイオマス熱分解の詳細で動的な化学反応の研究に役立つことを示唆する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： バイオマス ,  加熱速度 ,  *カルシウム ,  応力場 ,  化学反応 ,  *セルロース ,  酸素 ,  シミュレーション ,  計算機シミュレーション ,  イオン化 ,  *熱分解 ,  アルカリ土類金属 ,  C-O結合 ,  反応経路
準シソーラス用語： 単一光子 ,  分子動力学シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (5件)： セルロース ,  熱分解 ,  CaO ,  ReaxFF ,  研究