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J-GLOBAL ID:201902233496856430   整理番号:19A0768120

アルミニウム合金の湿潤ガス応力腐食割れに及ぼす化学組成と相対湿度の影響

Effect of Chemical Composition and Relative Humidity on the Humid Gas Stress Corrosion Cracking of Aluminum Alloys
著者 (4件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 24-33(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: S0913A  ISSN: 0387-0154  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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湿潤ガス応力腐食割れ(HG-SCC)の特性を得るために,高/低da/dt領域に対して,荷重(P)-増加および変位(D)-一定条件下のそれぞれ2種のタイプの試験を行い,亀裂成長速度da/dtを測定した。この試験は,特別に調製した合金を用いて,標準合金のHG-SCC特性に及ぼす化学組成の影響を調べることを目的とした。湿潤空気中でのP増加試験は6000系合金について,Cu添加無しでは,Mg2Siの平衡組成からの過剰Si含有量によりda/dtが増加する一方,Cu添加により,da/dtが減少し,HG-SCC抵抗が改善することを明らかにした。D-一定試験はCuを含まず過剰Siを有する合金では,HG-SCC,KISCCに対して,類似の亀裂成長傾向および小さな値の閾値応力拡大係数を示した。走査電子顕微鏡(SEM)による観察は,Cuを含まず過剰Siを有する合金では粒界破面が発達する一方,他の合金ではディンプル破面が支配的になることを実証した。6000系標準合金で得られたHG-SCC特性は,特殊合金のそれと一致した。7075合金は,6000系と比較して,劣ったHG-SCC抵抗および異なる亀裂成長メカニズムを示した。乾燥空気中の結果は,低いHG-SCC耐性を持つ合金について湿度を低下させることにより,da/dtが減少し,KISCCが著しく増加することを明らかにした。HG-SCC特性は,自緊処理で予想される塑性予歪とは無関係であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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腐食  ,  金属材料 
引用文献 (7件):
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