抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・地域資料としての公文書に焦点を当て,その保存と長期的利用を保証する機関としての図書館・文書館の役割と課題について検討。
・公文書管理,あるいはより広く政府公刊物などを含めた政府の活動記録の保存と利用をめぐっては,「政府の活動に関する証拠の保全,体外的説明,遡及的検証の保証」の観点からよりよい制度づくりが必要であるが,地方自治体レベルにおいても,「地域の身近な活動の遡及的検証」を保証するための図書館・文書館の役割を考えることが必要。
・主に図書館の視点から,地域資料をめぐる過去と現状について,1999年に日本図書館協会が発刊した『地域資料入門』や2016年度と2017年度に全国公共図書館協議会が実施した「公共図書館における地域資料サービス」に関する調査報告者の内容を紹介。
・『地域資料入門』および前記調査を前提として,地方自治体レベルでの公文書管理制度と公文書館整備の現状や課題について提起。