文献

J-GLOBAL ID：201902233697980666   整理番号：19A1858004

累帯深成岩におけるU-Pbジルコン年代の重要性:チリ北部,沿岸域バソリス,Flamencoプルトンの事例【JST・京大機械翻訳】

The significance of U-Pb zircon ages in zoned plutons: the case of the Flamenco pluton, Coastal Range batholith, northern Chile

著者 (6件)： Natalia Rodriguez (DEPARTAMENTO DE GEOLOGIA, UNIVERSIDAD DE ATACAMA, COPAYAPU 485, COPIAPO, CHILE) ,  Juan Diaz-Alvarado (DEPARTAMENTO DE GEOLOGIA, UNIVERSIDAD DE ATACAMA, COPAYAPU 485, COPIAPO, CHILE) ,  Carlos Fernandez (DEPARTAMENTO DE CIENCIAS DE LA TIERRA, UNIVERSIDAD DE HUELVA, E-21071, HUELVA, SPAIN) ,  Paulina Fuentes (DEPARTAMENTO DE GEOLOGIA, UNIVERSIDAD DE ATACAMA, COPAYAPU 485, COPIAPO, CHILE) ,  Christoph Breitkreuz (INSTITUT FUER GEOLOGIE, TU BERGAKADEMIE FREIBERG, BERNHARD YON COTTA STR.2, 09599, FREIBERG, GERMANY) ,  Colombo Celso Gaeta Tassinari (HIGH RESOLUTION GEOCHRONOLOGICAL LABORATORY UNIVERSITY OF S(A)O PAULO, RUA DO LAGO 562, S(A)O PAULO, SP, BRAZIL)
資料名： Dixue Qianyuan(Yingwenban)  (Dixue Qianyuan(Yingwenban))
巻： 10  号： 3  ページ： 1073-1099  発行年： 2019年 
JST資料番号： C2610A  ISSN： 1674-9871  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 層状および集中的に配置された組成的に帯状化されたプルトンは,マグマ定置過程のメカニズムとタイミングを研究できる花崗岩の露出を提供する。その場地球化学的分化とマグマ補充速度の重要性は,地球化学とフィールド関係によって明らかにされ,さらに正確なUPb地質年代学と共に,プルトン増分集合理論に関する知識を促進した。北部チリの海岸地域に位置するFlamencoプルトンは,南アメリカの西部活動縁に形成された上部三畳紀から前期白亜紀アンデス貫入岩の一部であり,母岩との接触に近い苦鉄質マグマ相(主に斑れい岩とQtz-閃緑岩)と内部地域のトーナイト,花崗閃緑岩と花崗岩を示す。マグマ相のフィールド関係,地球化学およびジルコン地質年代学の組合せ研究を適用して,Flamencoプルトンの定置シーケンスを決定し,メタ堆積物によって分離された3つの識別可能なドメインを明らかにした。SW地域は,それらの定置年代に対する最良の推定として,213Maの年代をもたらした大部分の均質な優性花崗閃緑岩によって構成されている。Eu異常の不在,HREEの枯渇,またはプルトンの花崗閃緑岩相の中の最高のSr,Sr/Y,Ce/Yb値のような特徴的な地球化学的特徴は,実験研究によるとマグマ源における低いTおよび/またはより高いP条件を含んでいる。これらの条件は,最初に上部三畳紀としてここで定義されたアンデスマグマ弧建物の初期段階の間に確立された。プルトンのNWとEドメインは,194Maと186Maの間に連続的に定置し,フィールド関係と詳細な地質年代の両方の結果は,苦鉄質相が定置シーケンスにおいて後者を貫入したことを示唆している。NWに対して,Qtz-dioriticおよびgabbroicな外部定置パルスは186.3±1.8Maのより若い結晶化年代を与え,中間および珪長質内部マグマとの接触に位置する花崗閃緑岩を特徴付ける花崗岩質組織および変成ジルコンの過成長を促進し,それらの定置年代は192±1.5Maと推定された。一方,東部領域において,マグマ-マグマ関係は,ガバブロスと以前に貫入したトーライトと花崗閃緑岩の間で観察される。苦鉄質相と中間相の両方は,それぞれ194.7±1.5Maから188.3±2.1Maと193.1±2.2Maから185.5±1.4Maまでの年代の2つの主なサブグループを示す。これらの違いはマグマの付加速度の変化に関係しており,これはこれらのマグマ相によってもたらされたより広い年代範囲によって確認されるように,マグマ貯留層の東部領域における超固相条件を拡張する可能性がある。母岩におけるジルコンの過剰成長は,貫入相において得られた最も古い結果よりも類似の年代(約220Maと205Ma)をもたらし,変成作用がプルトン定置の初期段階と相関することを示している。地質年代学的結果は,非継承年代に対する8つの研究試料において9Myrと41Myrの間で異なり,全ての貫入ユニットに対して非常に近い平均年代(分析不確実性以内)を与えた。しかし,ジルコン形態,内部構造,地球化学,統計データなどの他の特性を調べ,地質年代データの散乱がFlamencoプルトンの建設に含まれる異なる過程に関連するかどうかを評価した。筆者らは,分析の個々と重要なグループを含むU-Pbジルコン年代のこの詳細な研究が,地球化学とフィールド関係によって表現された証拠と共に,貫入シーケンスと貫入ユニット間の遺伝的関係を正確に決定するのに有用であると結論した。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 地質年代 ,  結晶化 ,  花崗閃緑岩 ,  *チリ共和国 ,  変成作用 ,  閃緑岩 ,  マグマ ,  *深成岩体 ,  花崗岩 ,  母岩 ,  地球化学 ,  堆積物 ,  *ジルコン ,  *底盤 ,  三畳紀

分類 (2件)： 年代測定  (DD01050W) ,  岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 深成岩 ,  ジルコン年代 ,  重要性 ,  チリ ,  沿岸域 ,  バソリス ,  プルトン