抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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車両のドア閉鎖音は車両の商業的価値に影響する。車両価値を付加するドア閉鎖音を作り出すためには,音の質やドア閉鎖音に関連する画像などの値評価に影響を及ぼす要因を把握し,制御する必要がある。本研究では,心理音響実験を行い,評価格子法を用いて,ドア閉鎖音の値評価とその構造に影響する因子を包括的に調べた。参加者に対して,ドア閉鎖音の対を提示した。参加者は,より満足できる刺激を選択し,それらの選択の理由を与えるために,オリジナルの評価因子(すなわち,評価における展望)を明らかにするように求められた。さらに,階層構造のより高い/より低いレベルで得られた評価因子に関連する因子を引き出すために,参加者は利益(すなわち,それらがオリジナルの評価因子を提供した理由)とそれらの詳細な具体的要件(主に刺激の音響特性)を同定するように求められた。全体の構造は,すべての参加者のドア閉鎖音のすべての対比較のために,元の評価因子とより高い/低いレベルでの誘発された因子の間の関係から得られた。結果は,豊富な低周波数と急速に減衰するエネルギーを有するドア閉鎖音が,固さとドアをしっかりと閉じていることを明らかにした。さらに,これらの感情は,安全性の感覚と車両のluxuriの印象のような感情的利益に関連していた。対比較の評価と計量の間の関係は,構造に見られるドア閉鎖音の音響特徴の影響を確認した。これらの結果は,ドア閉鎖音の設計に重要な因子を示唆している。さらに,参加者の属性によるドア閉鎖音と差の間の因子の違いなどの詳細を明らかにするために,さらなる心理音響実験を同様の方法で行った。テキストマイニングを参加者の回答に適用した。解析の開始時には,刺激に関連するタグ(刺激の種類が記述されている),陰性/陽性感情(陽性文脈で回答が与えられるか),および車についての熱心的/非熱感的感情を全ての回答に添付した。テキストマイニングにおいて得られた文単語(タグ)テーブルに対応分析を適用した。結果として,単語とタグ間の位置に関する関係を示す二次元解を得た。さらに,階層的クラスタ分析を通して,単語とタグを5つのクラスタに分類した。クラスタの1つは「重い」,「しっかりした」,「低いピッチ」,「バス」などのタグ「陽性」と単語から構成されていた。このような関係は,価値評価の主要構造と類似していた。結果は他のタグに関する関係も明らかにした。「陽性」や「熱感」などのタグに関連する単語は,ドア閉鎖音の設計方向を示すと考えられている。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】