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J-GLOBAL ID:201902233966073574   整理番号:19A0455020

長期サイクル試験中の市販ニッケルマンガンコバルトオキシド型リチウムイオン電池の劣化機構に及ぼす温度の影響の研究【JST・京大機械翻訳】

Investigation of the influence of temperature on the degradation mechanism of commercial nickel manganese cobalt oxide-type lithium-ion cells during long-term cycle tests
著者 (8件):
資料名:
巻: 21  ページ: 665-671  発行年: 2019年 
JST資料番号: W3042A  ISSN: 2352-152X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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長期サイクル試験における温度の影響を,市販のニッケルマンガンコバルトオキシド18650型リチウムイオン電池を用いて調べ,それを25°C,50°Cで1Cの電流速度でサイクルした。細胞容量は25°Cより50°Cで急速に減少した。逆に,内部抵抗は,50°Cで約700サイクル後に劇的に増加する前に,50°Cより25°Cで急速に増加した。サイクル試験後に行った電気化学インピーダンス分光法は,オーム抵抗の増加が50°Cでより大きいが,電荷移動抵抗の増加は25°Cでより大きいことを明らかにした。種々の試験温度での分解傾向の差異の理由を解明するために,電気化学的電極特性,電解質組成,および電極材料を分析した。半電池解析は,容量低下が,両方の試験温度で主に細胞不均衡とカソード劣化によって引き起こされることを示した。1Hおよび19F核磁気共鳴分光法は,50°Cでのオーム抵抗増加が主に電解質の分解に起因することを明らかにした。X線光電子分光法スペクトルは,25°Cでの電荷移動抵抗の増加が陰極表面上の高原子価Ni種の生成から生じたことを示した。硬X線光電子分光法と透過型電子顕微鏡を用いた詳細な解析により,非晶質相として最外層にのみNi種の存在が確認された。これらの結果は,分解機構が温度に依存することを示し,温度の適切な制御がニッケルマンガンコバルトオキシドカソードを有するリチウムイオン電池の寿命を延長するために重要であることを示した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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二次電池 
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