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J-GLOBAL ID：201902234055701117   整理番号：19A0659669

水溶液及び氷中のアントラセン光分解速度論に及ぼす発色団溶解有機物の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of Chromophoric Dissolved Organic Matter on Anthracene Photolysis Kinetics in Aqueous Solution and Ice

著者 (3件)： Malley Philip P. A. (Department of Chemistry, Syracuse University, New York, United States) ,  Grossman Jarod N. (Department of Chemistry, Syracuse University, New York, United States) ,  Kahan Tara F. (Department of Chemistry, Syracuse University, New York, United States)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 121  号： 40  ページ： 7619-7626  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水溶液中のPAHアントラセンの光分解速度を,バルク氷中,及び発色団溶解有機物(CDOM)の存在及び不在下での氷表面において測定した。氷表面で容易に起こる自己会合は,観測されたより速いアントラセン光分解の原因である可能性がある。液体水中の光分解速度定数はアントラセン自己会合が観測される条件下で増加した。同時に,速度論は一次から二次に変化し,氷表面における光分解機構は水溶液におけるそれと異なる可能性があることを示した。氷表面でのより速い光分解をもたらす他の因子も調べた。氷試料中の散乱による光子フラックスの増加は,観測された速度増加のほとんど20%を説明でき,一重項酸素(1O2*)の生成とpHと極性の変化を含む他の因子は,より速い光分解の原因ではないと決定された。CDOM(フルボ酸(FA)の形で)は水溶液中のアントラセンの光分解速度に影響しなかったが,氷立方体と氷顆粒中の光分解を抑制した(それぞれ30%と56%)。これは主に競合光子吸収(内部フィルタ効果)に起因した。凍結濃縮(または塩析)は,アントラセン光分解に及ぼすFAの抑制効果をわずかに増加させるように見える。これは,競合光子吸収の増加またはアントラセンとFAの間の物理的相互作用に起因する可能性がある。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 光子 ,  *水溶液 ,  *発色団 ,  相互作用 ,  *溶解 ,  フルボ酸 ,  *速度論 ,  *光分解 ,  顆粒 ,  フィルタ ,  極性 ,  塩析 ,  ポリアセン
準シソーラス用語： 速度定数 ,  自己会合 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 分子と光子の相互作用  (BH06120R) ,  光化学反応  (CB08020F)

物質索引 (1件)： アントラセン

タイトルに関連する用語 (7件)： 水溶液 ,  氷 ,  アントラセン ,  分解速度論 ,  発色団 ,  溶解 ,  有機物