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J-GLOBAL ID:201902234528723743   整理番号:19A2393843

顕微鏡による繊維遺物鑑別のための基礎研究-国内産大麻の繊維断面積と繊維幅の比較-

Microscopic Study for Identification of Archaeological Fibers-Cross-sectional Areas and Widths of Hemp Fibers from Different Districts in Japan-
著者 (2件):
資料名:
号: 79  ページ: 1-9  発行年: 2019年09月06日 
JST資料番号: L5486A  ISSN: 2434-2572  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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同じ茎から得られた場合でも,麻,ラミーおよび亜麻のような植物繊維は,幅および断面において変化する。したがって,歴史的な植物繊維を同定するために,植物繊維の幅と断面の変化を考慮し,真正試料と比較する必要がある。本研究では,歴史的および発掘された植物繊維を同定するために使用できる幅および断面に関する統計データを得るために,多数の植物繊維試料の幅および断面積を測定した。日本の異なる地域で生産された麻繊維を,繊維幅と横断面積の多重比較に基づいて4つのグループに分割した。大分県からの麻繊維は他の地区のものより有意に厚く,同じ地域の異なる植物品種から生産された麻繊維の間で厚さの有意差も観察された。発掘され歴史的な繊維がしばしば分解あるいは炭化されるので,人工的に炭化され,酵素的に分解された麻繊維の厚さと断面積を比較し,これらの麻繊維を地域に従って4つのグループに分類した。ゆっくり炭化された繊維は,急速に炭化された繊維よりも地域間の繊維厚さにおいてより大きな違いを示した。異なる地域からの無傷,炭化,分解麻繊維をクラスタ分析により比較し,繊維幅と断面面積値をクラスタ分析に用いたので,複数の比較より容易に結果を得るように見えた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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繊維材料一般 
引用文献 (8件):
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