抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:デクスメデトミジン(DEX)の術前点滴鼻による腹腔鏡手術患児の蘇生期と末梢血の炎症媒体レベルへの影響を観察する。【方法】2016年7月から2017年12月までの腹腔鏡下手術を受けた60人の患者を,DEX術前点鼻群(研究群,n=30)と0.9%塩化ナトリウム溶液群(対照群,n=30)に分けた。手術時間、蘇生時間、麻酔回復室(PACU)の滞在時間を記録し、2群の患児の点滴鼻前(T1)、点滴鼻の5分後(T2)、抜管即時(T3)、抜管5分後(T4)を記録した。血行動態パラメータ[心拍数(HR),平均動脈圧(MAP)],呼吸パラメータ[呼吸頻度(RR),血液酸素飽和度(SpO2),呼気終末二酸化炭素(ETCO2)]を,PACU(T5)を送った時に,T1,T5,T1,P2,T1,C2群の血清炎症メディエーター[インターロイキン-6(IL-6),C-反応性蛋白質(CRP),腫瘍壊死因子-α(TNF-α)]をT5で検出し,2群のT4時痛[東大略小児病院疼痛スコア(CHEOPS)]を比較した。不安運動スコア(PAED)と副作用を観察した。【結果】2群間の手術時間,蘇生時間,PACU滞在時間,および副作用の発生率に有意差はみられなかった(P>0.05)。T1T5の場合、2群の患児のHR、MAPはT2、T3で次第に上昇し、T4、T5では次第に低下し、研究群の変動幅は対照群より低く、2群の上述指標の群間効果、時点効果及び群間・時点の相互効果はいずれも統計学的有意差があった(P<0.05)。T1T5では,2群のRR,SpO2,ETCO2の群間効果,時間点効果および群間・時間点における相互作用効果に有意差はなかった(P>0.05)。T5の場合、2群の血清IL-6、TNF-α、CRP水はT1より平均的に上昇し、研究群は対照群より低かった(P<0.05)。群T4におけるCHEOPSとPAEDスコアは対照群より低かった(P<0.05)。結論:DEXの術前点鼻は腹腔鏡手術患児の血行動態を安定に維持し、その炎症反応と蘇生期の躁動状況を顕著に軽減でき、患児の回復時間、呼吸に明らかな影響がなく、安全性は良好である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】