文献

J-GLOBAL ID：201902234555815754   整理番号：19A0178651

セレン-π-酸触媒作用による酸化的アルケン官能化【JST・京大機械翻訳】

Oxidative Alkene Functionalizations via Selenium-π-Acid Catalysis

著者 (2件)： Ortgies Stefan (Institut fuer Organische und Biomolekulare Chemie, Universitaet Goettingen, Germany) ,  Breder Alexander (Institut fuer Organische und Biomolekulare Chemie, Universitaet Goettingen, Germany)
資料名： ACS Catalysis  (ACS Catalysis)
巻： 7  号： 9  ページ： 5828-5840  発行年： 2017年 
JST資料番号： W5035A  ISSN： 2155-5435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単純な非分極アルケンの触媒的酸化機能化は,現代の方法論的化学研究の領域におけるリニチャピン技術の一つである。この文脈において,Lewis酸性セレン種は,近年,単純アルケンの触媒酸化における応用の着実な増加範囲を経験している。カチオン性金及び白金錯体のような金属対応物と類似して,セレンイオン(すなわち,RSe+)はπ-結合に対して例外的な反応性を示し,アルケンの高度に化学選択的求電子官能化を可能にした。この明確な反応性プロフィルにより,アリル性及びビニル性アミノ化,分子間及び分子内エステル化,ハロゲン化及びエーテル化のような触媒結合形成過程の多様なアレイの開発が可能になった。このようなプロトコルに関連する注目すべき特徴は,高い位置制御,一般的に穏やかな反応条件,セレン触媒アルケン酸化が行われる操作上の簡単さ,及び,外的官能基許容性である。これらの観点から,セレン-π-酸触媒は多官能化分子の後期酸化に対して非常に魅力的であることが分かった。この展望において,セレン-π-酸触媒の分野への最新の寄与を記述し,以前の方法論的,機構的,理論的研究から得られた指示的洞察と関連させた。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *セレン ,  *アルケン ,  白金錯体 ,  *官能化 ,  カチオン ,  *触媒 ,  エーテル化 ,  反応性 ,  *酸化 ,  アミノ化 ,  金 ,  接触酸化 ,  ハロゲン化 ,  エステル化
準シソーラス用語： *酸触媒 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： π酸触媒作用 ,  セレン ,  アルケン ,  酸化 ,  協同性

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  アルケン  (CF03030T)

タイトルに関連する用語 (5件)： セレン ,  酸触媒作用 ,  酸化 ,  アルケン ,  官能化