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J-GLOBAL ID：201902234623612825   整理番号：19A2004399

JA農産加工事業における営業活動の特徴-PAC分析による接近-

Characteristics of Marketing Activities in JA Agricultural Processing Business: PAC Analysis Approach

著者 (2件)： 上田賢悦 (秋田県大 生物資源科学) ,  清野誠喜 (新潟大 農)
資料名： 農村経済研究  (Journal of Rural Society and Economics)
巻： 37  号： 1  ページ： 73-84  発行年： 2019年07月 
JST資料番号： L7849A  ISSN： 2187-297X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,JAの農産加工事業を対象に,営業担当者の営業活動に対する姿勢や態度,信念の特徴を明らかにする.そして,農産加工事業における営業活動の知識・ノウハウの蓄積を図ることを目的とする.農産加工事業における営業担当者は,原料調達のために組合員や生産組織への働きかけを行う「対内的活動」と,顧客への働きかけを行う「対外的活動」を,連動させた営業活動を実践している.この営業担当者の行動や態度を方向づけていたのが,「どのような営業手法を使って顧客の問題を解決すべきか」「営業活動の難しさの認識」「自己の強みと弱みは何か」というメタ認知的知識であった.また,努力・熱意や目標設定といった「目標達成志向」と顧客満足や顧客からの信頼の重視といった「顧客志向」という信念でもあった.そして,それらのメタ認知的知識や信念は相互に影響しながら,実践における直接的な経験を通じた学習により獲得されている.(著者抄録)

シソーラス用語： *農業経営 ,  *食品加工 ,  *分析 ,  購買 ,  顧客満足 ,  消費者志向 ,  動機づけ ,  *職務 ,  顧客志向 ,  *営業
準シソーラス用語： 営農 ,  *PAC分析 ,  原料調達 ,  顧客満足度 ,  消費者ニーズ ,  目標達成

分類 (2件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  食品製造・加工・保蔵法一般  (FJ03010M)

引用文献 (15件)：

• Abelson, R.P., Differences between Belief and Knowledge Systems. Cognitive Science, 3, 1979, 355-366.
• Aguinis, H. and Kraiger, K., Benefits of training and development for individuals and teams, organizations, and society. The Annual Review of Psychology, 60, 2009, 451-474.
• 細井謙一・松尾睦「営業」小林哲・南知恵子編『流通・営業戦略』有斐閣,2004,127-158.
• 今泉秀哉「商品づくりを担う農協の営農指導」桂瑛一編著『青果物のマーケティング』昭和堂,2014,146-163.
• 金賢顕「営業の関係理論」石井淳蔵・嶋口充輝編『営業の本質』,1995,191-217.

タイトルに関連する用語 (6件)： 農産加工 ,  事業 ,  営業 ,  活動 ,  PAC分析 ,  接近