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J-GLOBAL ID:201902234667110384   整理番号:19A1528438

単為生殖ダニ,Haemaphysalis longicornisの卵形成中のビテロゲニン受容体mRNAと蛋白質の細胞内局在【JST・京大機械翻訳】

Intracellular localization of vitellogenin receptor mRNA and protein during oogenesis of a parthenogenetic tick, Haemaphysalis longicornis
著者 (5件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 205  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7341A  ISSN: 1756-3305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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血液供給時の脂肪体で合成された卵母細胞発生の重要な分子であるビテロゲニン(Vg)は血リンパに放出され,次いでダニのVg受容体(VgR)を介して卵母細胞に取り込まれる。以前に,VgR mRNAは単為生殖Haemaphysalis longicornisダニの成体期に卵巣で発現し,その発現は血液供給後に増加することを示した。しかしながら,卵形成時の卵母細胞の各発生段階におけるVgR mRNAと蛋白質の細胞内局在は,ほとんど不明である。未給餌から産卵期までの卵母細胞におけるH.longicornis VgR(HlVgR)のmRNAおよび蛋白質発現プロファイルを,リアルタイムPCR,in situハイブリダイゼーションおよび免疫染色により分析した。Vg取り込み開始のタイミングを明らかにするため,HlVgRのRNA干渉(RNAi)仲介遺伝子サイレンシングを行った。in situハイブリダイゼーションは,HlVgR mRNAがステージI~III卵母細胞の細胞質で検出され,HlVgR mRNAのより弱い陽性シグナルがステージIVおよびV卵母細胞の細胞周辺で見出されたことを明らかにした。同様に,HlVgR蛋白質は,ステージI~III卵母細胞の細胞質およびステージIVおよびV卵母細胞の細胞周辺において免疫染色により検出された。卵母細胞の各発生段階は,mRNAの異なるパターンとHlVgRの蛋白質発現を示した。さらに,HlVgRのRNAiは卵母細胞における遅延または停止の発生を引き起こした。対照ダニの卵巣は,卵母細胞のすべての発育段階を示したが,ステージI-III卵母細胞は,登録後5日目にHlVgR-RNAiダニの卵巣で見つかった。これらの結果は,卵形成時のステージIIIからステージIVへの発生にVgの活性取り込みが必要であることを示唆する。著者らのデータは,卵形成時の卵母細胞におけるmRNAと蛋白質レベルの両方に対するVgRの細胞内局在の明らかなシフトを明らかにした。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
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遺伝子発現  ,  細胞生理一般  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  動物の寄生虫病  ,  ウイルスの生化学 
引用文献 (37件):
  • J Insect Physiol.; In vivo role of 20-hydroxyecdysone in the regulation of the vitellogenin mRNA and egg development in the American dog tick, Dermacentor variabilis (Say); DM Thompson, SM Khalil, LA Jeffers, U Ananthapadmanaban, DE Sonenshine, RD Mitchell; 51; 2005; 1105-1116; 10.1016/j.jinsphys.2005.05.011; citation_id=CR1
  • J Insect Physiol.; Quantification of vitellogenesis and its control by 20-hydroxyecdysone in the ixodid tick, Amblyomma hebraeum; KJ Friesen, Kaufman W Reuben; 48; 2002; 773-782; 10.1016/S0022-1910(02)00107-5; citation_id=CR2
  • J Parasitol.; Vitellogenin and ecdysteroid titers in Ixodes scapularis during vitellogenesis; AM James, XX Zhu, JH Oliver; 83; 1997; 559-563; 10.2307/3284224; citation_id=CR3
  • J Insect Physiol.; Effect of methoprene and 20-hydroxyecdysone on vitellogenin production in cultured fat bodies and backless explants from unfed female Dermacentor variabilis; N Sankhon, T Lockey, RC Rosell, M Rothschild, L Coons; 45; 1999; 755-761; 10.1016/S0022-1910(99)00054-2; citation_id=CR4
  • Gen Comp Endocrinol.; Ecdysteroid hormone titer and its relationship to vitellogenesis in the soft tick, Ornithodoros moubata (Acari: Argasidae); K Ogihara, M Horigane, Y Nakajima, A Moribayashi, D Taylor; 150; 2007; 371-380; 10.1016/j.ygcen.2006.09.007; citation_id=CR5
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