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J-GLOBAL ID:201902234838698855   整理番号:19A1706108

新規アポリポ蛋白質Eアンタゴニストはアポリポ蛋白質EとN末端アミロイド前駆体蛋白質との相互作用を機能的に遮断し,β-アミロイド関連病理を減少させ,認知を改善する【JST・京大機械翻訳】

A Novel Apolipoprotein E Antagonist Functionally Blocks Apolipoprotein E Interaction With N-terminal Amyloid Precursor Protein, Reduces β-Amyloid-Associated Pathology, and Improves Cognition
著者 (12件):
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巻: 86  号:ページ: 208-220  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0089A  ISSN: 0006-3223  CODEN: BIPCBF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アポリポ蛋白質E(アポE4)のε4アイソフォームは散発性Alzheimer病(AD)の発生の主要な遺伝的危険因子であり,その修飾は近年ADの治療に対する強い焦点になっている。アポE,その低密度リポ蛋白質受容体結合ドメインに対応するペプチド(アミノ酸133-153;ApoEp),及びアミロイド前駆体蛋白質(APP)に対する修飾ApoEp及び培養細胞におけるアミロイド-β(Aβ)産生に及ぼすそれらの影響を調べた。アポEとN末端APPとの相互作用を阻害するペプチド(6KApoEp)を発見し,3XTg-AD及び5XFADトランスジェニックマウスにおけるAD様病態及び行動障害に及ぼすこのペプチド及びApoEpの影響を調べた。ApoEとApoEpは,低密度リポ蛋白質受容体結合ドメインを欠く短縮アポEではなく,N末端APPと物理的に相互作用し,それによりAβ生産を仲介した。興味あることに,ApoEp(6KApoEp)のN末端への6リジン残基の添加は,おそらくAPP細胞膜輸送とp44/42マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ燐酸化の低下を介して,N末端APPへのアポE結合を直接阻害し,ApoとApoEp仲介Aβ生成を著しく制限した。さらに,ApoEpによるAPPとアポE相互作用の促進は,3XTg-ADマウスにおいてAβとタウ脳病理を悪化させたが,6KApoEpによるこの相互作用は,コレステロール,低密度リポ蛋白質受容体,アポE発現レベルを変化させることなく,5XFADマウスにおける脳Aβとタウ経路,ニューロンアポトーシス,シナプス損失と記憶障害を改善した。これらデータは,N末端APPとアポE相互作用の破壊がADに対する新しい疾患修飾治療戦略であることを示す。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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生物学的機能  ,  神経系の疾患  ,  細胞生理一般 
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