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J-GLOBAL ID：201902234971631576   整理番号：19A1970150

精神疾患における早期adversiから免疫活性化へ:交感神経系の役割【JST・京大機械翻訳】

From early adversities to immune activation in psychiatric disorders: the role of the sympathetic nervous system

著者 (4件)： Mondelli V. (King’s College London, Institute of Psychiatry Psychology and Neuroscience, Department of Psychological Medicine, London, UK) ,  Mondelli V. (NIHR Biomedical Research Centre South London and Maudsley NHS Trust, London, UK) ,  Vernon A. C. (King’s College London, Institute of Psychiatry Psychology and Neuroscience, Department of Basic and Clinical Neuroscience, London, UK) ,  Vernon A. C. (MRC Centre for Neurodevelopmental Disorders, King’s College London, London, UK)
資料名： Clinical and Experimental Immunology  (Clinical and Experimental Immunology)
巻： 197  号： 3  ページ： 319-328  発行年： 2019年 
JST資料番号： E0159B  ISSN： 0009-9104  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:サイトカインの末梢レベルの増加と中枢ミクログリア活性化は,精神疾患の患者で報告されている。自然および適応免疫活性化の程度は,これらの患者におけるより悪い臨床転帰および不良な治療反応とも関連している。従って,この免疫活性化に導く可能な原因と機構を理解することは,これらの患者に対する新規でより効果的な治療戦略の開発に対する重要で必要な段階である。本研究では,精神疾患を有する患者における免疫活性化の増加の背後にある主要な原因の一つとして小児期外傷を指摘する文献の証拠をレビューする。次に,先天性免疫活性化に対する初期生命適応(ELA)の経験を結び付ける潜在的機構を考察した。特に,ELAに曝露された患者の中枢および末梢炎症マーカーの両方において観察された増加を橋渡しする可能性を有する新しい新たな機構として,交感神経系(SNS)からの骨髄の神経支配に焦点を当てた。実験室げっ歯類における実験的研究は,初期生活ストレス曝露後のSNS活性化が,炎症誘発性単球の増加により,先天性免疫細胞のプロファイルのシフトを引き起こすことを示唆する。言い換えると,これらの細胞は脳に輸送され,神経回路に影響を与え,それは不安の増加と他の関連行動表現型として現れる。しかし,今日まで,ヒトにおけるこの候補機構を調べるための研究はほとんど行われていない。今後の研究は,これらの経路が将来の予防と治療戦略を改善するために部分的に可逆的であるかどうかを明らかにするために必要である。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： サイトカイン ,  自然免疫 ,  炎症 ,  ヒト ,  齧歯類 ,  骨髄 ,  *精神病 ,  神経支配 ,  治療計画 ,  単球 ,  表現型 ,  *交感神経系
準シソーラス用語： 炎症マーカー ,  転帰 ,  *免疫活性化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： うつ病 ,  早期アドversity ,  炎症 ,  精神病 ,  交感神経系

分類 (1件)： 免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 精神疾患 ,  早期 ,  免疫活性化 ,  交感神経系 ,  役割