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J-GLOBAL ID:201902234991465530   整理番号:19A0019747

レーザ捕獲顕微解剖後のポリメラーゼ連鎖反応による単一白血球中の微生物遺伝子の検出【JST・京大機械翻訳】

Detection of microbial genes in a single leukocyte by polymerase chain reaction following laser capture microdissection
著者 (10件):
資料名:
巻: 155  ページ: 42-48  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0882A  ISSN: 0167-7012  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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臨床検体における細菌の分離と同定は細菌感染の診断のための必須段階を構成するが,細菌培養の陽性結果はグラム染色による細菌の観察にもかかわらず常に達成されない。白血球によりどん食される細菌は感染症の原因物質と考えられているので,本研究では,レーザー捕捉顕微解剖(LCM)を用いた動物モデルにおける好中球により貪食された細菌の収集のための新しいアプローチを紹介し,PCR法を用いたDNA同定を行った。特異的病原体フリーC57BL/6Jマウスの腹腔内に代表的細菌(大腸菌及び黄色ぶどう球菌)を接種した。6時間接種後,マウスの腹腔から液体試料を採取し,好中球の増加により腹膜炎を示した。次に,膜スライド上の好中球を塗抹し,LCMにより単一細胞貪食細菌を収集した。細胞溶解物の上清をPCR反応に供給し,16S rRNA遺伝子を増幅し,接種した細菌に特異的なDNA配列を検証した。さらに,大腸菌および黄色ぶどう球菌に対する特異的プライマーを用いたPCRは,細菌の各種を同定した。したがって,本研究は,LCMとPCRの組合せが感染症における細菌を決定するための新しいアプローチになり得ることを示唆する。それにもかかわらず,臨床試料へのこの方法の一般的適用性を実証するために,種々の追加細菌分類群を試験するためのさらなる研究が必要である。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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微生物検査法 

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