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J-GLOBAL ID:201902235001786485   整理番号:19A0383536

北海道における収量水準および窒素肥沃度に対応した飼料用トウモロコシの窒素施肥基準

Standard nitrogen application rate based on yield and soil nitrogen fertility in a maize field
著者 (11件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 22-31  発行年: 2019年02月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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北海道におけるホールクロップサイレージ用トウモロコシに対して,各圃場の収量水準と土壌の窒素肥沃度から判定される窒素施肥量の推奨値を検討するため,気象条件や土壌型が異なる道内4地域で実施された栽培試験の結果を解析した。乾物収量や窒素吸収量に地域間差が認められたが,乾物収量あたりの窒素吸収量に地域間差は認められなかったことから,地域によらず収量水準に対応した目標窒素吸収量を設定できると判断した。また,土壌の窒素肥沃度評価指標として熱水抽出性窒素の適用が可能と考えられた。各処理区の窒素吸収量を目的変数とした重回帰分析の結果,総窒素施肥量および熱水抽出性窒素含量の2要因を説明変数とした場合の予測精度は低かったが,各圃場のポテンシャル収量(窒素用量試験での最大乾物収量)を説明変数に加えることで予測精度は向上した。これは,施肥窒素利用率が窒素以外の要因で制限される収量水準の影響を受けることが理由と考えられた。各処理区の乾物収量は,上記の重回帰式から求めた窒素吸収量を説明変数とする一次回帰式で表すことができた。これら2式に,任意の乾物収量(目標収量)および熱水抽出性窒素含量を代入することにより総窒素施肥量を算出することができる。以上,各圃場で達成可能な収量水準の設定と土壌の熱水抽出性窒素含量を評価することにより,トウモロコシ栽培における窒素施肥の適正化を推進することができる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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トウモロコシ  ,  施肥法・肥効 

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