文献

J-GLOBAL ID：201902235100237354   整理番号：19A1547305

腎不全患者において肝を介して主に除去された抗癌剤の減少した動態【JST・京大機械翻訳】

Decreased Disposition of Anticancer Drugs Predominantly Eliminated via the Liver in Patients with Renal Failure

著者 (7件)： Fujita Ken-ichi ( Division of Cancer Cell Biology, Department of Pharmaceutical Sciences, Showa University School of Pharmacy, 1-5-8 Hatanodai, Shinagawa-ku, Tokyo 1428555, Japan) ,  Matsumoto Natsumi ( Department of Healthcare and Regulatory Sciences, Showa University School of Pharmacy, 1-5-8, Hatanodai, Shinagawa-ku, Tokyo 1428555, Japan) ,  Ishida Hiroo ( Department of Medical Oncology, Showa University School of Medicine, 1-5- 8 Hatanodai, Shinagawa-ku, Tokyo 1428555, Japan) ,  Kubota Yutaro ( Department of Medical Oncology, Showa University School of Medicine, 1-5- 8 Hatanodai, Shinagawa-ku, Tokyo 1428555, Japan) ,  Iwai Shinichi ( Department of Healthcare and Regulatory Sciences, Showa University School of Pharmacy, 1-5-8, Hatanodai, Shinagawa-ku, Tokyo 1428555, Japan) ,  Shibanuma Motoko ( Division of Cancer Cell Biology, Department of Pharmaceutical Sciences, Showa University School of Pharmacy, 1-5-8 Hatanodai, Shinagawa-ku, Tokyo 1428555, Japan) ,  Kato Yukio ( Molecular Pharmacotherapeutics, Faculty of Pharmacy, Kanazawa University, Kakuma-machi, Kanazawa 9201192, Japan)
資料名： Current Drug Metabolism  (Current Drug Metabolism)
巻： 20  号： 5  ページ： 361-376  発行年： 2019年 
JST資料番号： W3583A  ISSN： 1389-2002  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 不明 (ARE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:腎臓障害は,主に肝臓を介して除去される薬物の全身曝露に影響することが明らかになっている。重症腎不全患者の全身循環における薬物代謝酵素と肝臓及び/又は小腸で発現する輸送体の調節は,抗腫瘍薬のような狭い治療ウインドウを有する薬物にとって特に重要な非定型的薬物動力学の原因と考えられる。これらの患者における抗癌剤のための投与戦略を確立する必要がある。【方法】抗癌剤の全身曝露と安全性に及ぼす腎臓障害の影響をまとめた。これらの抗癌剤の薬物動態の変化に対する提案した機構についても考察した。結果:薬物動態と臨床反応の変化は,検討した10種の細胞毒性抗癌剤のうち9種で報告されているが,利用可能な情報は限られており,時には議論の余地がある。16のチロシンキナーゼ阻害剤のうちの3つの全身曝露は,正常な腎機能を有する患者におけるそれより重篤な腎不全患者においてより高かった。腎機能障害患者における抗癌剤の全身曝露の増加は,限定された証拠にもかかわらず,OATP1B1の基質に対して観察される可能性がある。結論:非腎臓薬物除去に対する尿毒症の効果に対する分子基盤は,一般化可能な概念を生成するための更なる研究により明らかにされる必要があり,抗癌剤のより良い臨床使用,すなわちリスクと用量調整における患者を同定することへの洞察を提供する可能性がある。Copyright 2019 Bentham Science Publishers All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 細胞毒性 ,  小腸 ,  クリアランス ,  効果 ,  投与 ,  *抗腫瘍薬 ,  *腎不全 ,  薬物代謝酵素 ,  基質 ,  安全性 ,  *ヒト ,  治療法 ,  薬物動力学
準シソーラス用語： 腎機能 ,  チロシンキナーゼ阻害剤 ,  全身 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 腎不全 ,  細胞毒性抗癌剤 ,  チロシンキナーゼ阻害剤 ,  腎臓以外のクリアランス ,  全身曝露 ,  薬物代謝酵素 ,  トランスポーター ,  有機アニオン輸送ポリペプチド1B1

分類 (4件)： 生物薬剤学(基礎)  (GY01021U) ,  神経の基礎医学  (GN01020W) ,  生物薬剤学(臨床)  (GY01022L) ,  免疫療法薬・血液製剤の臨床への応用  (GW22020O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 腎不全 ,  患者 ,  肝 ,  抗癌剤