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J-GLOBAL ID：201902235306121339   整理番号：19A1806585

合成ユビキノンはSaccharomyces cerevisiaeミトコンドリアにおいてミトコンドリア電位依存性アニオンチャンネル1(VDAC1)に特異的に結合する【JST・京大機械翻訳】

Synthetic Ubiquinones Specifically Bind to Mitochondrial Voltage-Dependent Anion Channel 1 (VDAC1) in Saccharomyces cerevisiae Mitochondria

著者 (5件)： Murai Masatoshi (Division of Applied Life Sciences, Graduate School of Agriculture, Kyoto University, Japan) ,  Okuda Ayaka (Division of Applied Life Sciences, Graduate School of Agriculture, Kyoto University, Japan) ,  Yamamoto Takenori (Institute for Genome Research, University of Tokushima, Japan) ,  Shinohara Yasuo (Institute for Genome Research, University of Tokushima, Japan) ,  Miyoshi Hideto (Division of Applied Life Sciences, Graduate School of Agriculture, Kyoto University, Japan)
資料名： Biochemistry  (Biochemistry)
巻： 56  号： 4  ページ： 570-581  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0270B  ISSN： 0006-2960  CODEN： BICHAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ミトコンドリア外膜の代謝ゲートとしての電位依存性アニオンチャンネル(VDAC)の役割は,確かに確立されている。しかしながら,ミトコンドリア透過性転移(PT)の調節におけるその関与は非常に議論の余地がある。PTの誘導におけるVDACの調節的役割を調節するためにいくつかの低分子量化学物質が提案されているが,これらの化学物質とVDACの間の直接結合はまだ実証されていない。本研究では,2つの光反応性ユビキノン(PUQ-1とPUQ-2)を用いた光親和性標識法により,Saccharomyces cerevisiaeミトコンドリアにおいてユビキノン分子がVDACに直接結合するかどうかを調べた。標識実験の結果は,PUQ-1とPUQ-2がVDAC1に特異的に結合し,標識位置がC末端領域Phe221-Lys234に位置し,15番目と16番目のβ鎖シートを結合することを示した。この領域に導入された変異(R224A,Y225A,D228A,Y225A/D228A)はPUQ-1の結合親和性にほとんど影響しなかった。PUQ-1とPUQ-2は共にCa2+誘導ミトコンドリアPT(ミトコンドリア膨潤によりモニター)を1桁μMレベルで有意に抑制した。したがって,本研究の結果は,著者らの知る限り初めて,ユビキノン分子がそのキノン-頭部環を通してVDAC1に特異的に結合することを示す直接的証拠を提供した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *Saccharomyces cerevisiae ,  変異 ,  低分子量 ,  膨潤 ,  *ユビキノン ,  光親和性標識 ,  化学物質 ,  代謝 ,  *ミトコンドリア
準シソーラス用語： 結合親和性 ,  C末端 ,  光反応性 ,  透過性 ,  *電位依存性アニオンチャンネル ,  ミトコンドリア外膜 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  生体エネルギー論一般  (EB10010X)

タイトルに関連する用語 (5件)： ユビキノン ,  Saccharomyces ,  ミトコンドリア ,  電位依存性アニオンチャンネル1 ,  VDAC1