抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:冠動脈バイパス移植術後の血清可溶性成長刺激発現遺伝子2(sST2)、心臓型脂肪酸結合タンパク質(H-FABP)と超高感度トロポニン(hsTnT)レベルの変化及び予後との関係を検討する。【方法】2015年2月から2018年2月までの急性冠症候群(ACS)患者169例を対象とした。80例の健常人を対照群とした。両群の血清sST2,H-FABPおよびhsTnTレベルを測定し,比較した。ロジスティック回帰分析を用いて冠動脈バイパス移植術後のACS患者の予後に関連する因子を分析した。受信者動作特性曲線(ROC)を用いて、sST2、H-FABP、hsTnT及び連合検査によるACS患者の不良予後の診断価値を分析した。【結果】ACS群の血清sST2,H-FABPおよびhsTnTレベルは,対照群に比して有意に高かった(P<0.05)。治療後、ACS群の患者の血清sST2、H-FABPとhsTnTレベルは有意に低下した(P<0.05)。単変量および多変量ロジスティック回帰分析は,高血圧,手術時間,TC,TG,sST2,H-FABPおよびhsTnTがACS患者の予後と密接に関連することを示した。単指標検査時、hsTnTによるACS患者の不良予後のAUCは0.820で、sST2の0.815とH-FABPの0.742より高く、三者の連合検査による患者の不良予後のAUCは0.940で、単独指標検査より明らかに高かった(P<0。05)。結論血清sST2、H-FABP及びhsTnTはACS患者の冠動脈バイパス移植術後の不良予後と密接に関連し、三者の連合検査はACS患者の不良予後を診断するのに役立つ。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】