抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:当帰補血湯加味が糖尿病網膜症患者の眼底微小循環及び血清酸化ストレス指標に与える影響を観察する。方法:96例の糖尿病網膜病変非増殖期患者を無作為的に2群に分け、対照群に血糖降下とヒドロキシベンゼンスルホン酸カルシウム分散片治療を行い、観察群は対照群の治療に基づき、当帰補血湯加味治療を行い、3カ月連続治療し、2群治療後の臨床総有効率を比較した。治療の前後に,眼科ルーチン検査(視野グレイスケール,血管腫容積,出血斑面積),眼底微小循環指標[網膜毛様後短動脈(PCA)と中央動脈(CRA)の収縮期ピーク流速(PSV),拡張終期血流速度(EDV)。総抗酸化能(TAOC),マロンジアルデヒド(MDA),スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),および抗酸化能指数(RI)と血清酸化ストレス指数(SOD)を,2つの群の間で分析した。【結果】治療群の総有効率は90.2%であり,対照群の77.8%(x2=10.083,P<0.05)より有意に高かった。治療前と比較して,2群の治療後の視野の灰色値,血管腫容積,出血斑面積および血清MDAレベルは有意に減少し(P<0.05),2群治療後のPCAおよびCRAにおけるPSV,EDVおよび血清TAOC,SODレベルは平均的に上昇した(すべてP<0.05)。【結果】PCAとCRAのRIは,治療群で有意に減少したが(P<0.05),対照群では,PCAとCRAのRIに有意差はみられなかった(P>0.05)。対照群と比べ、観察群の治療後上述の各指標の改善状況はいずれも対照群より明らかに優れていた(P<0.05)。2群間の副作用は統計的有意性がなかった(x2=1.200,P>0.05)。結論:帰補血湯加味とヒドロキシベンゼンスルホン酸カルシウム分散錠の併用は糖尿病網膜病変の非増殖期患者の視力及び眼底微小循環を改善し、生体の酸化ストレス反応を抑制し、患者の眼底損傷を緩和できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】