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J-GLOBAL ID:201902235933455417   整理番号:19A0398857

ビタミンCおよびビタミンE二重欠乏は神経炎症を増加させ,条件付け恐怖記憶を損なう【JST・京大機械翻訳】

Vitamin C and vitamin E double-deficiency increased neuroinflammation and impaired conditioned fear memory
著者 (10件):
資料名:
巻: 663  ページ: 120-128  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0023A  ISSN: 0003-9861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ビタミンC(L-アスコルビン酸,VC)およびビタミンE(α-トコフェロール,VE)は多くの組織および器官における内因性抗酸化剤として重要な生理学的役割を果たしている。しかし,脳におけるそれらの役割は完全に理解できないままである。新しいVC及びVE二重欠損モデルとして老化マーカー蛋白質30(SMP30)/α-トコフェロール輸送蛋白質(αTTP)二重ノックアウト(DKO)マウスを確立し,脳機能に及ぼすVC及びVE二重欠損の影響を調べた。DKOと野生型(WT)マウスを以下の2つの群に分割した:CE(+)群のマウスは十分量のVCとVEを供給し,CE(-)群のマウスはVCとVEの両方で欠損していた。CE(+)またはCE(-)処理の8週間後に,行動実験のバッテリーを行い,Morris水迷路とPavlovian恐怖条件付け作業を通して,記憶を含む認知機能を分析した。DKO-CE(-)マウスにおける血漿VCとVEレベルおよびWT-CE(-)マウスにおけるVEレベルは,欠損処理の8週間後にほとんど完全に減少した。行動研究は,運動活動と不安レベルを含む一般的行動がDKOとWTマウスにおけるCE(-)処理により影響されないことを明らかにした。しかしながら,Pavlovian恐怖条件付け作業において,DKO-CE(-)マウスは,DKO-CE(+)マウスのそれと比較して,損なわれた条件付き恐怖記憶を示した。さらに,DKO-CE(-)マウスの海馬において,IL-6,TNFα,F4/80およびMcp-1のような炎症関連遺伝子において,mRNA発現の増加が観察された。本研究の知見は,VCとVE欠乏が脳における神経炎症によって引き起こされると思われる条件付き恐怖記憶障害を引き起こす証拠を提供する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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遺伝子発現  ,  酵素一般  ,  ビタミンD  ,  細胞構成体の機能 
物質索引 (1件):
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