抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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木造建築の施工現場では,予め継手・仕口等の加工が施された部材が搬入され,これを組立て・施工する。しかしながら,現場納品された部材を検査したいとき,加工された複雑な形状を持つ木材部材のヤング率を正確に測定する方法が確立されていない。筆者らは,質量付加振動法の推定精度について検討を行い,矩形断面試験体の端部を鋸断した場合,鋸断前の状態は木材の組織構造が連続しているため,鋸断した端部は理想的な状態で試験体本体に付着しているとみなせることを確認している。この考え方に基づき,加工された形状のまま木材部材を打撃することによって非破壊かつ簡便に木材部材のヤング率を推定するための方法について検討した。(著者抄録)