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J-GLOBAL ID：201902236289876594   整理番号：19A0776277

原木段階における製材品の簡便な強度等級予測手法-測定項目の省略による選別コストの縮減-

著者 (7件)： 明石浩和 (京森技セ) ,  足立亘 (京森技セ) ,  岸和実 (京府大 院) ,  神代圭輔 (京府大 院) ,  田淵敦士 (京府大 院) ,  古田裕三 (京府大 院) ,  渕上佑樹 (三重大 大学院)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 69th  ページ： ROMBUNNO.D15-P-05  発行年： 2019年03月04日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 等級が判明した製材品を効率よく得るためには,原木の段階で製材品の等級を予測することが有効である。そこで本研究では,推定密度を用いた縦振動法(岸ら,2018)を用いて原木の等級区分を行い,より簡便な等級予測手法や選別にかかるコストを検討した。推定密度を用いた縦振動法では,原木1本ずつの固有振動数と材長を測定するが,椪積みされた原木の材長測定には時間がかかる。そこで,比較的材長が揃っている元玉以外の原木について,材長に実測値でなく平均値を用いて等級区分したところ,等級の出現傾向に差はなかった。そのため,比較的材長が揃っている原木であれば,原木1本ずつの材長測定を省いても等級区分の精度を維持できると考えられた。また,比較的材長が揃った原木に対し固有振動数の計測のみ行うと仮定して,E90のスギ製材品50本を得たい場合の原木選別作業コストを検討したところ,2,300円(46円/本)となった。(著者抄録)

シソーラス用語： *木材性質 ,  密度 ,  *原木 ,  *解析 ,  *強度 ,  予測技法 ,  等級づけ ,  固有振動数 ,  原価低減
準シソーラス用語： 木材密度 ,  *強度解析

分類 (1件)： 木材の性質・構造  (FF05020Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： 原木 ,  段階 ,  製材品 ,  等級 ,  予測手法 ,  選別 ,  縮減