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J-GLOBAL ID:201902236315757831   整理番号:19A2050367

新たに診断された自己免疫性肝炎患者におけるFoxp3+TregとTh1/Th17/Th22細胞間の不均衡【JST・京大機械翻訳】

The Imbalance between Foxp3+Tregs and Th1/Th17/Th22 Cells in Patients with Newly Diagnosed Autoimmune Hepatitis
著者 (5件):
資料名:
巻: 2018  ページ: Null  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7019A  ISSN: 2314-8861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は自己免疫性肝炎(AIH)の病原性過程における調節性T-(Treg)Th1-Th17-Th22細胞の潜在的役割を調べることを目的とした。フローサイトメトリーを用いて,32人のAIH患者におけるFoxp3+TregおよびTh1,Th17およびTh22細胞の数を測定した。さらに,実験的自己免疫性肝炎(EAH)のマウスモデルを確立して,疾患進行におけるTreg-Th17-Th22細胞の機能を調査するために使用した。活性状態を受けたAIH患者は,寛解およびHCにおけるAIH患者と比較して,CD3+CD4+CD25+Foxp3+Tの数が有意に減少し,CD3+CD4+CD25-Foxp3+T,CD3+CD4+IFN-γ+Th17およびCD3+CD4+IL-2+Th22細胞の数が増加した。さらに,CD3+CD4+CD25+Foxp3+Tregの数はTh1-Th17-Th22細胞の数と負の相関を示した。また,IL-17AとIL-22の血清レベルは肝臓障害(ALT/AST)と正に相関していたが,IL-10の血清レベルはAIH患者における高ガンマグロブリン血症(IgG,IgM)と負に相関していた。興味深いことに,脾臓Tregsの割合,Foxp3 mRNAの発現および肝臓IL-10レベルは減少したが,脾臓Th1-Th17-Th22細胞の割合,T-bet/AHR/RORγt mRNAの発現および肝臓IFN-γ,IL-17およびIL-22レベルはEAHのマウスモデルで増加した。著者らの知見は,TregとTh1-Th17-Th22細胞間の不均衡がAIHの病原性過程に寄与している可能性があることを示した。Copyright 2018 Ma Liang et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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免疫反応一般  ,  細胞生理一般 
引用文献 (34件):
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  • L. Ma, J. Qin, H. Ji, P. Zhao, Y. Jiang, "Tfh and plasma cells are correlated with hypergammaglobulinaemia in patients with autoimmune hepatitis," Liver International, vol. 34, no. 3, pp. 405-415, 2014.
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  • Y. Ichiki, C. A. Aoki, C. L. Bowlus, S. Shimoda, H. Ishibashi, M. E. Gershwin, "T cell immunity in autoimmune hepatitis," Autoimmunity Reviews, vol. 4, no. 5, pp. 315-321, 2005.
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