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J-GLOBAL ID：201902236465852221   整理番号：19A0439347

癌幹細胞の調節におけるlncRNAの新たな役割【JST・京大機械翻訳】

The emerging role of lncRNAs in the regulation of cancer stem cells

著者 (5件)： Castro-Oropeza Rosario (Epigenetics, Instituto Nacional de Medicina Genomica, Mexico City, Mexico) ,  Melendez-Zajgla Jorge (Functional Genomics Laboratories, Instituto Nacional de Medicina Genomica, Mexico City, Mexico) ,  Maldonado Vilma (Epigenetics, Instituto Nacional de Medicina Genomica, Mexico City, Mexico) ,  Vazquez-Santillan Karla (Epigenetics, Instituto Nacional de Medicina Genomica, Mexico City, Mexico) ,  Vazquez-Santillan Karla (National Institute of Genomic Medicine, Mexico City, Mexico)
資料名： Cellular Oncology  (Cellular Oncology)
巻： 41  号： 6  ページ： 585-603  発行年： 2018年 
JST資料番号： W4148A  ISSN： 2211-3428  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 腫瘍は幹細胞特性を示す細胞の機能的亜集団を含む。癌幹細胞(CSC)と命名されたこれらの細胞は,癌の開始と進行において有意な役割を果たす。長い非コードRNA(lncRNA)は転写,転写後及び翻訳レベルで作用する。このように,それらはDNA損傷修復,炎症,代謝,細胞生存,細胞シグナル伝達,細胞増殖および分化のような様々な生物学的過程に関与している可能性がある。蓄積する証拠は,lncRNAがCSC亜集団の重要な調節因子であり,それにより癌進行に寄与することを示す。本レビューの目的は,異なる新生物から誘導されたCSCの開始,維持および調節におけるlncRNAの機能的役割および作用機序についての現在の知識を概観することである。これらのlncRNAはCTCF7,ROR,DILC,HOTAIR,H19,HOTTIP,ATB,HIF2PUT,SOX2OT,MALAT-1,CUDR,Lnc34a,Linc00617,DYNC2H1-4,PVT1,SOX4およびARSR Uc.283-plus.を含む。更に,lncRNAが非対称CSC分裂を調節し,自己再生,薬剤耐性及びEMTに寄与することを示し,異なる癌の転移及び再発に影響を及ぼすことを示した。加えて,著者らは,従来の薬物療法の有効性を改善し,CSCの生存と増殖を妨げるために,lncRNAを標的とすることの意味を強調する。lncRNAは,CSCsを選択的に除去し,臨床転帰を改善するための新しい標的の探索における価値あるツールである。lncRNAは,それらが安定で,容易に検出可能で,組織特異的な状況で発現するので,優れた治療標的として役立つ可能性がある。Copyright 2018 International Society for Cellular Oncology Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 薬物療法 ,  DNA損傷 ,  有効性 ,  腫瘍 ,  細胞情報伝達 ,  炎症 ,  *幹細胞 ,  細胞増殖 ,  薬物耐性
準シソーラス用語： 治療標的 ,  自己再生 ,  腫瘍進行 ,  細胞生存 ,  *非翻訳長鎖RNA ,  *腫瘍幹細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 非コードRNA ,  LncRNA ,  癌幹細胞 ,  自己更新 ,  差別化 ,  幹性

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 癌幹細胞 ,  調節 ,  lncRNA ,  役割