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J-GLOBAL ID:201902236664963252   整理番号:19A1796661

Arabidopsis thalianaのコルメラ細胞の発生における周辺質の根冠粘液の同定

Identification of Periplasmic Root-Cap Mucilage in Developing Columella Cells of Arabidopsis thaliana
著者 (6件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 1296-1303 (WEB ONLY)  発行年: 2019年06月 
JST資料番号: U1159A  ISSN: 1471-9053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物の根は根圏の植物と微生物の両方に対して多様な機能を持つ様々な物質を分泌する。主な分泌物質は根冠粘液であり,その機能は十分に解析されているが,それは主に農作物においてである。しかし根冠の粘液の発生機構についてはほとんど知られていない。本稿では,Arabidopsisにおける根冠粘液の蓄積と放出について示す。著者らは静止中心からコルメラ細胞(c6)の第6層における原形膜と細胞壁の間にヨウ化プロピジウム(PI)染色可能な構造を見出した。ルテニウムレッド染色とカルシウムイオンによるPI染色から構造が部分ペクチン多糖類から成ることが示唆された。電子顕微鏡から,この構造が他の植物における周辺質粘液に似た電子密度フィラメントの網目構造を持つことが明らかになった。c6細胞において,著者らはまた粘液成分の輸送を仲介する可能性がある周辺質粘液に対してより密な網目構造のフィラメントを有する多くの大きな小胞も観察した。c7細胞において部分的に分解された細胞壁の外側に押し出された粘液を観察した。さらにコルメラ細胞の末端分化を調節することで知られているクラスIIBのNAC転写因子BEARSKIN1(Brn1)とBRN2は,Arabidopsisにおいて根冠粘液の効率的な蓄積に必要であることを見出した。まとめると,著者らの知見はArabidopsisにおけるコルメラ細胞発生時の周辺質粘液の蓄積と動的変化を明らかにする。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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植物生理学一般 

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