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J-GLOBAL ID:201902236775555966   整理番号:19A0958433

作業環境中3,3’-ジクロロ-4,4′-ジアミノジフェニルメタン(MOCA)の新規測定法の開発

Development of a new method for working environment measurement of 3,3’-dichloro-4,4’-diaminodiphenylmethane (MOCA)
著者 (7件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 46-53  発行年: 2019年05月01日 
JST資料番号: S0068B  ISSN: 0389-5173  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究の目的は,作業環境中3,3’-ジクロロ-4,4’-ジアミノジフェニルメタン(4,4’-Methylenebis(2-chloroaniline),MOCA)をより精確に測定するための新しい測定方法の開発とした.我々は,米国労働安全衛生庁(Department of Labor,Occupational Safety and Health Administration,U.S.OSHA)が示す硫酸含浸フィルターを用いた手法(Method No.71)の捕集の方法を改良し(改良OSHA法),さらに,新たな誘導体化試薬を用いて前処理操作の簡便化(JISHA法)を検討した.開発した2つの方法について,添加回収率,再現性,保存安定性および定量下限を評価した.改良OSHA法とJISHA法の添加回収率は,それぞれ91-98%,91-104%であり,有意な差は認められなかった.再現性(相対標準偏差)は,1.7-6.7%(改良OSHA法)および0.9-8.9%(JISHA法)であった.保存安定性は,ともに冷蔵保存で5日目まで90%以上の含有量保持を示した.定量下限はともに0.001μg/sampleであり,10L採気時(1L/min,10分間)に,管理濃度の1/50(0.1μg/m3)の濃度まで決定可能であった.JISHA法は改良OSHA法よりも前処理が簡便であり,通常の作業環境測定に適していると考えられる。(著者抄録)
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分類 (3件):
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大気質調査測定一般  ,  大気中の汚染物質の物理分析  ,  その他の汚染原因物質 
物質索引 (1件):
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引用文献 (7件):
  • 経済産業省.一般化学物質等の製造・輸入数量(28年度実績)について(公表). https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/kasinhou/information/H28jisseki-matome.html
  • 作業環境測定基準.平成30年4月20日 厚生労働省告示第213号.
  • 作業環境評価基準.平成29年4月27日 厚生労働省告示第186号.
  • 3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン(MOCA)の測定方法について.平成30年10月19日 基安化発1019第3号.
  • U.S.Department of Labor,Occupational Safety and Health Administration.Sampling and Analytical Methods.No.71, 1989.
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