抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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シイタケの栽培は,菌床栽培と原木栽培で行われますが,どちらの栽培方法でも害虫が発生します。シイタケを含む栽培きのこ類には自然食品,健康食品というイメージがあることから,害虫の防除に化学農薬の使用は避けられています。そこで,自然界に生息する天敵微生物を用いてシイタケ害虫を防除する方法を検討しました。その結果,製剤として販売されている天敵微生物のうち,天敵線虫,天敵細菌,天敵糸状菌の製剤がシイタケ害虫の防除に有効であることがわかりました。そして,これらの製剤をもちいた防除方法を確立しました。今後,これらの天敵微生物製剤がシイタケ栽培の現場で早期に使用できるように,制度的な手続きを進めていきます。(著者抄録)