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J-GLOBAL ID：201902237113284661   整理番号：19A0484750

沢埋め盛土を対象とした簡易安定性評価手法の提案とその検証事例

Proposal and application of simplified method for evaluating stability of existing valley-filling embankment

著者 (6件)： 野並賢 (神戸市立工業高等専門学校・都市工学科) ,  戎剛史 (国土防災技術株式会社・技術本部) ,  片岡沙都紀 (神戸大学大学院・工学研究科) ,  澁谷啓 (神戸大学大学院・工学研究科) ,  谷和夫 (東京海洋大学・学術研究院 海洋資源エネルギー学部門) ,  千野克浩 (応用地質株式会社・中部支社)
資料名： 地盤工学ジャーナル(Web)
巻： 13  号： 4  ページ： 269-281(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0044A  ISSN： 1880-6341  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 既設沢埋め盛土を対象に,経済的・簡易に盛土性状を把握し,安定性を評価して対策工法の概要と優先順位を設定するための調査フローを提案し,その適用性を検証した事例を通して課題を抽出した。提案した方法は物理探査とサウンディングを組合せ,具体的な判断項目を設けた調査フローとなっている。2箇所の盛土を対象とした事例では,詳細調査で得られた安全率よりも提案法による安全率は若干小さかったが,スクリーニング手法として適切であることを確認した。また,安定性評価の精度を向上させるためには,盛土材料の強度と盛土内水位の評価精度を向上させることが重要であることも指摘した。(著者抄録)

シソーラス用語： *盛土 ,  *安定性解析 ,  *物理探査 ,  *地盤調査 ,  診断 ,  耐震性 ,  スクリーニング ,  表面波 ,  コーン貫入試験 ,  地下水位 ,  道路 ,  宅地 ,  安全率
準シソーラス用語： 簡易動的コーン貫入試験 ,  耐震診断 ,  道路盛土 ,  表面波探査

著者キーワード (10件)： 盛土 ,  耐震診断 ,  物理探査 ,  サウンディング ,  安定解析 ,  embankment ,  aseismic assessment ,  geophysical exploration ,  sounding ,  stability analysis

分類 (2件)： 土工計画,土工事  (RA07050R) ,  斜面安定,掘削変形  (RA03070L)

引用文献 (30件)：

• 1) 東名高速道路牧之原地区地震災害の対応について, 道路行政セミナー09 年11 月号 No.014, pp.1-9, 2009.
• 2) 地盤工学会:地震時における地盤災害の課題と対策 -2011年東日本大震災の教訓と提言-, 2012.
• 3) 沖村 孝・二木幹夫・岡本 敦・南部光広:兵庫県南部地震による宅地地盤被害と各種要因との関係分析, 土木学会論文集, No.623/VI-43, pp.259-270, 1999.
• 4) (財)道路保全技術センター:道路防災点検の手引き(豪雨・豪雪等), 2007.
• 5) 国土交通省都市局:大規模盛土造成地の活動崩落対策推進ガイドライン及び同解説 変動予測調査編, 2015.

タイトルに関連する用語 (6件)： 盛土 ,  簡易 ,  安定性評価 ,  手法 ,  提案 ,  検証