文献

J-GLOBAL ID：201902237342430613   整理番号：19A2325627

オタネノールはマクロファージの表現型を再構築し,乳癌細胞の生物学的挙動を調節する。【JST・京大機械翻訳】

Effect of panaxynol on the biological behavior of breast cancer cells by remodeling macrophage phenotype

著者 (5件)： Shao Qi (江蘇大学医学院,鎮江 江蘇,212013) ,  Li Jiali (江蘇大学医学院,鎮江 江蘇,212013) ,  Zhou Lining (江蘇大学医学院,鎮江 江蘇,212013) ,  Su Zhaoliang (江蘇大学医学院,鎮江 江蘇,212013) ,  Xu Huaxi (江蘇大学医学院,鎮江 江蘇,212013)
資料名： Jiangsu Daxue Xuebao (Yixue Ban)  (Jiangsu Daxue Xuebao (Yixue Ban))
巻： 29  号： 4  ページ： 287-292  発行年： 2019年 
JST資料番号： C3487A  ISSN： 1671-7783  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】マクロファージの表現型と機能に及ぼすギンセネオールの効果と,乳癌細胞の生物学的挙動を研究する。方法;4T1乳癌細胞をジンセネオールで処理し,生物学的挙動を観察した。4T1乳癌細胞培養上清でRAW264.7マクロファージ系を48時間前処理し、M2型マクロファージに分極を誘導した。分極したマクロファージは,それぞれ,24時間,異なる濃度のギンセネオール(0,8,16μg/mL)で処理し,qRT-PCR,ウエスタンブロット,フローサイトメトリー,ELISAにより,MHCII,CD80CD86発現の変化、分泌スペクトルの変化、及び細胞系の移動、浸潤など。結果;0μg/mL群と比較して,8,16μg/mLのジンセネオールで処理された乳癌細胞系の増殖率は有意に減少し(P<0.01),アポトーシス率は有意に増加し(P<0.05),癌細胞の走化作用は弱くなった。M2型マクロファージは16μg/mLのジンセネオールで刺激した後、細胞の表現型が逆転し、Arg-1の発現が明らかに低下し(P<0.01)、iNOSの発現が明らかに増加し(P<0.01)、MHCII、CD80、CD86の発現が上昇した。IL-1βとTNF-αの発現は上昇し(P<0.01),IL-4,IL-8,IL-10の発現は減少した(P<0.05)。ギンセネオールで処理したマクロファージは,乳癌細胞の移動と浸潤を有意に減少させた。結論:オタネノールはマクロファージの表現型と機能を再建し、間接的に乳癌細胞の生物学的行為を変えることができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 浸潤 ,  走化性 ,  TNFα ,  *表現型 ,  ELISA ,  ウェスタンブロット法 ,  *再構成 ,  *腫瘍細胞 ,  アポトーシス ,  *マクロファージ ,  フローサイトメトリー
準シソーラス用語： インターロイキン1β ,  CD86抗原 ,  CD80抗原 ,  *乳癌細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  生体防御と免疫系一般  (ED01010F) ,  基礎腫よう学一般  (GE02010R)

タイトルに関連する用語 (7件)： マクロファージ ,  表現型 ,  再構築 ,  乳癌細胞 ,  生物学 ,  挙動 ,  調節