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J-GLOBAL ID：201902237369780418   整理番号：19A1314290

福島における海洋魚と淡水魚の間のセシウム放射能の強いコントラスト【JST・京大機械翻訳】

Strong contrast of cesium radioactivity between marine and freshwater fish in Fukushima

著者 (9件)： Wada Toshihiro (Institute of Environmental Radioactivity, Fukushima University, Fukushima, Fukushima, 960-1296, Japan) ,  Konoplev Alexei (Institute of Environmental Radioactivity, Fukushima University, Fukushima, Fukushima, 960-1296, Japan) ,  Wakiyama Yoshifumi (Institute of Environmental Radioactivity, Fukushima University, Fukushima, Fukushima, 960-1296, Japan) ,  Watanabe Kenji (Institute of Environmental Radioactivity, Fukushima University, Fukushima, Fukushima, 960-1296, Japan) ,  Furuta Yuma (Faculty of Symbiotic Systems Science, Fukushima University, Fukushima, 960-1296, Japan) ,  Morishita Daigo (Fukushima Prefectural Fisheries and Marine Science Research Centre, Iwaki, Fukushima, 970-0316, Japan) ,  Kawata Gyo (Fukushima Prefectural Research Institute of Fisheries Resources, Soma, Fukushima, 976-0005, Japan) ,  Nanba Kenji (Institute of Environmental Radioactivity, Fukushima University, Fukushima, Fukushima, 960-1296, Japan) ,  Nanba Kenji (Faculty of Symbiotic Systems Science, Fukushima University, Fukushima, 960-1296, Japan)
資料名： Journal of Environmental Radioactivity  (Journal of Environmental Radioactivity)
巻： 204  ページ： 132-142  発行年： 2019年 
JST資料番号： D0031B  ISSN： 0265-931X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 福島第一原子力発電所近くの食品資源の放射能汚染レベルの適切な理解は,ヒトの健康に及ぼす放射性核種汚染の潜在的影響を推定するために必要である。本研究は,福島県(沿岸水域,植物から6.3~54.5km,森林河川と灌漑池,1.4~71.6km)の異なる水域に生息する海洋と淡水魚における放射性セシウム(137Csと137Cs)濃度の直接比較を提示し,各生息場所に対する妥当な汚染メカニズムを明らかにする。海洋深海魚(7種,n=50)と対照的に,低及び低変動放射性セシウム濃度(0.234~3.41Bqkg~(-1)-湿潤)を示した淡水魚(6種,n=463)は,2015~2016年に各種及び生息場所(4.09Bqkg~(-1)-湿潤~25.6kBq kg-1)に対して高いサイト特異的変動を示した。魚中の137Csの見かけの濃度比(aCR,L/kg)は淡水生息地の魚(各サイトに対して平均1240~12900)に対して沿岸水(平均200)より高かった。放射性セシウム汚染は淡水魚,特に指定された避難帯(河川におけるサケ及び池におけるバス)内に分布するそれらにおいてより厳しく,持続的である。魚の摂食習慣とサイズ(サイズ効果)に関連した食物網を通る連続的な放射性セシウムの取り込みと水と周辺環境における生物的/非生物的特性は淡水魚における放射性セシウムのサイト/生息場所特異的生体内蓄積に影響する主要因である。対照的に,海洋深海魚における均一に低い放射性セシウム濃度は,堆積物中の放射性セシウム汚染の低下と放射性セシウムを保持するための低い生理学的能力のために,主に底生食物網からの放射性セシウム移動強度の減少に起因している。著者らの結果は,自然生息地における海洋と淡水魚の間の放射性セシウム汚染レベルと機構の強い対比を明らかにした。特に,河川サケにおける137Cs蓄積と森林生態系(主に陸上および水生昆虫)における被食者の汚染の間の密接な関係は,福島事故によって影響される上流域に特有である。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *淡水 ,  セシウム137 ,  生体内蓄積 ,  河川 ,  *淡水魚 ,  沿岸 ,  *福島県 ,  *海洋 ,  湿潤 ,  堆積物 ,  生息場所 ,  陸地 ,  *セシウム ,  放射能汚染 ,  セシウム放射性同位体

著者キーワード (4件)： 福島 ,  指定避難区域 ,  海と淡水魚 ,  放射性セシウムの生体内蓄積

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 福島 ,  海洋 ,  淡水魚 ,  セシウム ,  放射能 ,  コントラスト