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J-GLOBAL ID:201902237745456931   整理番号:19A0646941

シロアリにおける混合性社会からの雄の損失【JST・京大機械翻訳】

Loss of males from mixed-sex societies in termites
著者 (9件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 96  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7046A  ISSN: 1741-7007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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性生殖はほとんど全ての動物種における基準であり,多くの先進動物社会において,男性と女性の両方が社会活動に関与する。今日まで,先進的な社会的動物系統からの雄の完全な損失は,アリとミツバチ(膜翅目)でのみ報告されており,その労働者は常に雌であり,その雄は正常な性種においてさえも行動を助けていない。雄と雌の両方の労働者と兵士の普遍的な存在が生殖のそれを超えて重要な役割を果たすことを示す,社会的昆虫のもう一つの主要グループのコロニーにおいて,無精性は以前に観察されていない。ここでは,シロアリGlyptotermes nakajimaiの系統における無性社会を報告する。著者らは,日本の10の異なる個体群から成熟コロニーの組成を調べ,それらのコロニーの生殖,兵士,および作業者におけるいかなる雄の欠如によって特徴付けられる6つの無性個体群を見出し,この種の性個体群における受精卵の発達に匹敵するレベルでの未受精卵の発生を調べた。系統発生分析により,約14万年前に発生したサンプリング性個体群からの発散を伴う無性個体群の単一進化起源が示された。無性コロニーは,それらの全雌性兵士においてより均一な頭部サイズを持つ性コロニーと異なり,他の個体に比例して兵士が少なく,均一な兵士形態から生じる防御効率の増加を示唆した。このような効率は無性系統の持続性と広がりに寄与している可能性がある。複数女王による共同コロニー基礎,無性および性系統の両方に共通する単一部位営巣生活史,性系統における受精なしの卵の発生は無精性への移行を促進する可能性のある無性系統の祖先に存在する可能性がある。著者らの知見は,完全に無性な社会的系統が混合性シロアリ社会から進化することができることを示し,それらが以前に活発な社会的役割を果たした先進動物社会の維持にとって,男性が不必要であるという証拠を提供する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
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動物生理一般  ,  個体群生態学  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (67件):
  • The masterpiece of nature: the evolution and genetics of sexuality; 1982; CR1; G Bell; citation_publisher=University of California Press
  • J Evol Biol; A pluralist approach to sex and recombination; SA West, CM Lively, AF Read; 12; 1999; 1003-1012; 10.1046/j.1420-9101.1999.00119.x; citation_id=CR2
  • Evolution; Perspective: sex, recombination, and the efficacy of selection-was Weismann right?; A Burt; 54; 2000; 337-351; citation_id=CR3
  • Biol J Linn Soc; Genomic signatures of ancient asexual lineages; BB Normark, OP Judson, NA Moran; 79; 2003; 69-84; 10.1046/j.1095-8312.2003.00182.x; citation_id=CR4
  • BioEssays; Constraints on the evolution of asexual reproduction; J Engelstädter; 30; 2008; 1138-1150; 10.1002/bies.20833; citation_id=CR5
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