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J-GLOBAL ID：201902237817325829   整理番号：19A0487523

N値によるS波速度の推定に関する一考察

A CONSIDERATION ON SHEAR WAVE VELOCITY ESTIMATED BY N-VALUE

著者 (3件)： 内田明彦 ((株)竹中工務店技術研究所) ,  時松孝次 ((株)東京ソイルリサーチ本社) ,  辻本勝彦 ((株)東京ソイルリサーチ)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 25  号： 59  ページ： 119-122(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地震応答解析により地盤の増幅特性と変形を計算するために,地盤をモデル化するためにはせん断波速度が必要である。基本的に,PS検層はせん断波速度を得るために実行されるが,それが設計の重要な建物でなければ,PS検層を実行することはまれである。そこで,標準貫入試験のN値からせん断波速度を推定する式を提案した。本報告では,太田および後藤あるいは今井等による推定値と測定値との関係を検証した。2000年以降に実施した実測データを用いて,元の推定式の補正係数をレビューし,測定値をわずかに小さく推定する方程式を提案した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 貫入試験 ,  *N値 ,  速度 ,  S波【地震波】 ,  音波検層 ,  式 ,  係数 ,  補正 ,  推定 ,  精度 ,  *地盤 ,  *地震波
準シソーラス用語： 標準貫入試験 ,  S波速度 ,  PS検層 ,  推定式 ,  補正係数

著者キーワード (6件)： s速 ,  N値 ,  PS検 ,  せん断波速度 ,  n値 ,  PS検層

分類 (1件)： 地震波伝搬  (DC03040W)

引用文献 (7件)：

• 1) 国土交通省国土技術政策総合研究所, 国立研究開発法人建築研究所(監修):2015年版 建築物の構造関係技術基準解説書, pp.481-482, 2015.
• 2) 日本建築学会:建築基礎設計のための地盤調査計画指針, pp.220-224, 2009.
• 3) 太田裕, 後藤典俊:S波速度を他の土質諸指標から推定する試み, 物理探鉱, 第29巻, 第4 号, pp.31-41, 1976.
• 4) 今井常雄, 麓秀夫, 横田耕一郎:日本の地盤における弾性波速度と力学特性, 第4回日本地震工学シンポジウム論文集, pp89-96, 第6 号, 1975.
• 5) 今井常雄, 殿内啓司:N値とS波速度の関係およびその利用例, 基礎工, Vol.16, No.6, pp.70- 76, 1982.

タイトルに関連する用語 (3件)： N値 ,  S波速度 ,  推定