抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)活動性感染[HCMV(+)]と乳児原因不明肝炎の相関性を検討する。方法:原因不明の肝機能損傷患児236例(原因不明肝炎群)及び肝機能正常の母乳性黄疸患児116例(対照群)を選択し、その一般状況、臨床表現、診断、尿ヒトサイトメガロウイルスDNA(HCMV-DNA)を記録した。ヒトサイトメガロウイルス特異的抗体IgM(HCMV-IgM),アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT),アスパラギン酸トランスアミナーゼ(AST)および総ビリルビン(TB)レベルを,遡及的に分析した。【結果】HCMV-IgMの陽性率は,原因不明肝炎群と対照群の間で,それぞれ74.2%と19.7%であった(P<0.05)。HCMV(+)グループとHCMV(-)グループはいずれも黄疸、肝臓増大、発熱、下痢などを主な表現とし、しかもHCMV(-)グループの肝臓増大の可能性はもっと大きく、統計学的有意差があった(P<0.05)。HCMV(+)群とHCMV(-)群のALT、ASTとTBレベルを比較すると、統計学的有意差がなかった(P>0.05)。HCMV(+)群とHCMV(-)群のALTレベルは正常値より2倍低く、正常値は25倍、正常値は510倍より大きく、正常値の10倍以上の割合が比較し、統計学的有意差があった(P<0.05)。結論:原因不明肝炎はHCMV感染と顕著な相関性があり、黄疸、肝臓増大、発熱、下痢などを主な臨床表現とするが、肝障害の重症度はHCMV活動性感染と相関性がなく、ALT値が正常値より510倍大きい。それはHCMV感染の可能性がもっと大きいため、その抗HCMV治療を早めるのに適している。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】