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J-GLOBAL ID:201902238299561251   整理番号:19A2022492

肝臓癌細胞におけるアディポサイトカインであるビスファチンとレジスチンの異なる生理学的効果の特性化【JST・京大機械翻訳】

Characterizing the differential physiological effects of adipocytokines visfatin and resistin in liver cancer cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 20180068  発行年: 2019年 
JST資料番号: W3786A  ISSN: 1868-1883  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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背景:主要な公衆衛生問題である肥満は,世界中の癌関連死の主要な原因である肝臓癌の発症リスクを増加させる。肥満は,腫瘍微小環境におけるアディポカインおよびサイトカインの分泌を促進する,肥満およびマクロファージ浸潤の増加と関連している。特に,ビスファチンとレジスチンは肥満個体と肝臓腫瘍の血清中でより高いレベルで検出されている。しかし,肝臓癌の進行におけるこれらアディポサイトカインの寄与は不明のままである。材料および方法:本研究の目的は,HepG2,SNU-449およびHuH7肝癌細胞に対するビスファチンおよびレジスチンの効果を特性化することであった。ビスファチン及びレジスチンに曝露した細胞を脂肪酸シンターゼ蛋白質及びAkt及びERK腫瘍形成シグナル伝達経路のリン酸化,細胞生存性,リポゲネシス,活性酸素種(ROS),マトリックスメタロペプチダーゼ9(MMP-9)酵素活性及び浸潤について分析した。【結果】ビスファチンおよびレジスチンで処理したHepG2,SNU-449およびHuH7肝癌細胞は,細胞生存率,浸潤,FASN蛋白質およびAktおよびERKリン酸化を増加させた。ビスファチン及びレジスチンはHepG2及びSNU-449細胞においてROS産生を選択的に増加させたが,HuH7細胞において統計的差異はなかった。ビスファチンとレジスチンはHepG2細胞におけるリポゲネシスを刺激したが,ビスファチンはSNU-449細胞におけるリポゲネシスを増加させ,ビスファチンとレジスチンはHuH7細胞におけるリポゲネシスに影響を及ぼさなかった。最後に,ビスファチンおよびレジスチンはHepG2およびHuH-7細胞においてMMP-9酵素活性を増加させたが,ビスファチン-449細胞においてはビスファチンのみがMMP-9活性を増加させた。結論:ERKとAktの阻害がビスファチンとレジスチンによる浸潤性肝癌表現型を抑制するかどうかを決定するために,将来の研究が必要である。Copyright 2019 Walter de Gruyter GmbH, Berlin/Boston Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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サイトカイン  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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